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なんと、マリーからのアンサーソングです。

さっきの語りはジョニィだったんですね。

踊り子のマリー、ジョニィと駆け落ちの約束でもしていたのでしょうか。

約束の時間に来なかったジョニィを責めることなく、私なら大丈夫と伝えて、とまた言付け。

まどろっこしいけれどお互いが好きだからこそのやりとり。

ぜひセットで聞いてほしい2曲です。

2013年放送のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」。

この中で歌われた「潮騒のメモリー」という曲をご存じですか？

この歌詞の中にもジョニーは現れます。

ジョニーに置いてきぼりを食らって、迎えに来てもらうのを待っている女性の歌。

この曲は宮藤官九郎作詞の曲ですが、この曲を意識して作っただろう、いや作ったに違いない一曲です。

このように名曲っていうのは姿、形を変えながらもずっと誰かの耳や心に残るものなのかもしれませんね。

なんじゃそりゃ？と思いながら聞き進めていくのに、歌の終盤にはなぜか納得してしまう桃色の吐息。

とにかく色っぽさがあふれ出る一曲です。

実はこの桃色吐息、2016年の「FNS歌謡祭」で披露しています。

よく昔の曲を歌う番組などで「ああ、歌い方変わったなぁ。」「声出てないじゃん！」などがっかりすることがあるのですが、真梨子様は違います。

確かに声質は変わりましたが、声も、響きも、より艶が出て魅力が倍増しています。

これこそディーバ！月日と共に曲も成長を遂げた、そんな印象すら感じました。

ひょっとするとその題名ではピンと来ないかもしれません。

だけどサビ部分の歌詞を聞けば、ああ！となるはず。

題名は知らないけれどこの曲は知っている。

まさに懐メロの真骨頂です。

生まれる前から聞いていた名曲、そんな1曲かもしれません。