on my way with innocent to「U」のMVが公開
MVテーマは「破壊と再生」
2018年8月8日にリリースされ、同時にMVが公開された「on my way with innocent to「U」」。
一筋の光が差し込む廃屋のような場所で演奏が行われ、ストーリーが展開されていきます。
このMVは「破壊と再生」がテーマとなっているとのこと。
元ViViDのヴォーカリストであるSHIN。
ソロ活動を始めてからは、役1年ぶりのニューアルバムでもあります。
SHINの気持ちがのせられた曲
on my way with innocent to「U」のリリース直前に、SHINはTwitterにてこんな呟きをしていました。
彼の奥底にある気持ちや不安定な部分を、全て詰め込んだ曲。
つまり、今のSHINを全力で感じられる曲であるということですね。
公開前にこのツイートを見て、いてもたってもいられなくなったファンがたくさんいたのではないでしょうか。
その証拠に、MVが公開されてからは再生回数がうなぎ上りに増えていきました。
映像とメロディが織り成す、SHINの世界
引き込まれてしまう入り
SHINが口元に人差し指を立てて、こちらに向かって「シーっ」というジェスチャーをする映像から始まるこのMV。
思わず見入ってしまう入りです。
そして、静まり返った廃屋の中で、楽器隊とSHINがジャンプして演奏が始まります。
視聴者を引きつけてから、弾けるように掻き鳴らされるギターやベース。
アップテンポなドラム。
そして何よりも、SHINの圧倒的な存在感!
開始から1分も経たないうちに、SHINの作り出す世界に呑まれてしまいます。
疾走感溢れるメロディ!
曲調は、爽やかで軽快なロックテイスト!
ストレートに心に響いてくるメロディです。
一層スピード感が増すサビでは、聴いてて気持ちいいほどの開放感。
シンバルの弾けるような音が幾度となく鳴り響き、最高のアクセントとなっています。
そして、優しいけれど確かな力強さを孕んでいるSHINの歌声が脳に、心に、体の隅々にまで染み渡る。
今にも動き出したくなってくる、走り出したくなってくる!
そんな、疾走感溢れる楽曲なのです。
「破壊」。そして「再生」
MVの中盤では、数々の「破壊」描写が登場します。
割れるグラス、地面に落ちる花、砕け散るライト…。
そして最後、SHINが自らを銃で撃ち抜きます。
大量の血が流れ、目を閉じ地面に倒れこむSHIN。
誰もが「死」を感じる衝撃的なシーンですが、SHINはゆっくりと目を開き立ち上がります。
グラスやライト、花もまるで巻き戻したかのように「再生」されていくのです。
この演出は、SHINが今までの自分の概念を打ち破って新しい道を進んでいく。
という決意を表しているように思えます。
「今までの自分を破壊し、新たな自分として再生する。」
そんな力強い意思が込められているのではないでしょうか。