PUNPEEの【タイムマシーンにのって】をご紹介♪

もしタイムマシーンがあったら…あなたはどうする?

PUNPEE【タイムマシーンにのって】MVの内容を徹底解説!元ネタはあの映画?懐かしすぎるアニメMVの画像

様々なアーティストとのコラボや個性的な楽曲人気を集めるラッパー、PUNPEE

星野源とのコラボでその名前を知った、という方もきっと多いことでしょう。

2017年に発売されたそんな彼の1stアルバム『MODERN TIMES』

こちらに収録されているのが、今回ご紹介する楽曲【タイムマシーンにのって】です。

全人類が昔から夢にまでみた乗り物、タイムマシーン

もしあなたがタイムマシーンを手に入れたら、どんな時空の旅に出かけますか?

PUNPEEと一緒にそんな空想に思いを馳せながら、この曲を楽しんで頂ければと思います。

早速MVをご覧頂きましょう♪

それでは、まずは早速楽曲MVをご覧ください!

今回のMV全編アニメ映像で構成されています。

アルバムとして楽曲が世に出てから1年が経った後製作されたこの楽曲MV

2019年のSPACE SHOWER MUSIC AWARDSにてBEST CONCEPTUAL VIDEOを受賞しています。

非常に手の込んだ作りと、映像中に散りばめられた遊び心が評価されての受賞となりました。

モチーフとなっているのは多くの人が知っているであろう、あのSF超大作映画

一度ご覧頂ければ細部まで作り込んでいることがお分かり頂ける、そんなMVとなっています。

本日はMVの見どころを3つご紹介!

しかし、このMVの面白いところは一度見ただけは追いつけないぐらいの小ネタの量の多さ!

ぜひ何度も映像を見て頂きたいのですが、その前に…。

これから紹介する3つの見どころをおさえてから、ぜひ映像を見直してみて下さい。

あなたはいくつ映像内の小ネタに気づくことができるでしょうか?

間違い探しのように楽しみながら、MVをご覧頂ければと思います!

その1:MVのテーマはずばり『映画』!

メインとなったのは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』!

PUNPEE【タイムマシーンにのって】MVの内容を徹底解説!元ネタはあの映画?懐かしすぎるアニメMVの画像

まず最初の見どころは、やはり映画ネタの多さ

多くの方がお分かりいただけたように、映像のメインテーマは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』です。

赤い車型のタイムマシーンはまさにデロリアン号

映像前半の老人のいる時計だらけの部屋はまるで映画に登場するドクの部屋のよう。

タイムマシーンの時間指定の箇所のカットはまさに『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を彷彿とさせますね。

その後の映像の展開もまさに『バック・トゥ・ザ・フューチャー』そのもの。

過去の自分に大量の雑誌や本を持っていったり、自分の両親のディスコでの出会いを手助けしたり…。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』好きが見れば思わずにやりとしてしまう、そんな映像となっています。

たくさんの映画の小ネタ、あなたはいくつ気が付いたかな?

PUNPEE【タイムマシーンにのって】MVの内容を徹底解説!元ネタはあの映画?懐かしすぎるアニメMVの画像

なんでも、この楽曲を制作したPUNPEEは大の映画・アメコミ好きなんだそう。

そんな彼の映画への愛をこれでもかと詰め込んだMVに仕上がっています。

前述の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』以外にもたくさんの映画の小ネタが映像内には仕込まれています。

全てはとてもカバーしきれませんが、判明している分をまとめてみましょう。

まず一番最初の2057年の街の夜景。

画面右側の夜空に『バットマン』のマークがサーチライトで浮かんでいますね。

その少し後の、手の動きで壁のロックを開く音。

実はこの音、『スター・ウォーズ』に登場するライトセーバーの音なんです。

それから壁に掛けられた外国人の絵がアップになるシーン。

ここに登場しているのは、映画監督のジョージ・A・ロメロクエンティン・タランティーノ

それからアメコミ作家のジャック・カービースタン・リー

知る人ぞ知る著名人ばかりですね。

その後の老人がテレビのチャンネルを手で動かすシーン。

SF映画『They Live』(ゼイリブ)の非常に有名なシーンが登場しています。

それから少し後、老人が車に乗り込みエンジンをかけるシーン。

ここの『成田山』と書いたステッカーはアニメ映画『AKIRA』に登場するものと同じようです。

その後老人はタイムスリップして過去に戻り、車にトラブルが起こります。

そこから先の世界も有名な映画のシーンばかり。

『トレイン・スポッティング』『2001年宇宙の旅』『悪魔のいけにえ』、そして『E.T.』

全て見つける事はできましたか?

さらに細かく見ていくと、まだまだたくさんの映画小ネタが詰め込まれています。

ぜひ目を皿のようにして探して頂ければと思います!

最後の最後まで必ず見て欲しい!

そして、こだわりの映画テイストはMV映像の最後の最後まで。

楽曲が終わった後、まるで本物の映画のようにエンドロールが始まるのです!

映像制作や楽曲制作に携わった人の名前が次々と流れていき、その横にはメイキング映像が。

お茶目でユニークな彼らのメイキング映像は、最後まで見逃し厳禁となっていますよ。

また、このメイキング映像から、映画のもう1つの秘密が明らかになるのですが…。

その内容については、見どころポイントその3にて詳細に解説させて頂きますね。