1番のサビの歌詞です。

主人公は仲間とともに一緒にいることを望んでいることが読み取れます。

思いがけずできた仲間は、強い意思を持って主人公のそばにいるようです。

主人公は繋いだ手からその思いをひしひしと感じているのです。

そしてその思いは、主人公の心を揺さぶるものでした。

もしかしたら主人公は、この世界でずっと一人でいようと思っていたのかもしれません。

しかし、孤独を選ぶことはとても辛いことです。

本当は誰かにそばにいて欲しいという願いを心の底に閉じ込めていたのかもしれません。

仲間がそばにいてくれることで、その思いが目覚めているように読み取れます。

ともに歩む決意

強い視線の彼方
迷いない二人の姿が見える
だから進むの 更なる時へ

出典: JOINT/作詞:川田まみ 作曲:中沢伴行

主人公はそばにいてくれる仲間とともに歩むことを決心したようです。

最初は一人で行こうと決めていた決意が、仲間によって揺らぐことに困惑していた主人公。

しかし、自分の願いを自覚したことで仲間とともに歩む決心がついたのだと読み取れます。

決心できた主人公には、迷いがなくなったようです。

仲間とともにこの旅路を行こうという強い意志で進んでいることが読み取れます。

曖昧なものの答え

生きている奇跡

砕けてく風景に
生きる事の奇跡を知る

出典: JOINT/作詞:川田まみ 作曲:中沢伴行

仲間とともに歩む旅路には、時には辛いこともあるでしょう。

荒廃した世界の中では、争いが絶えず、危険なことが幾度もあるのかもしれません。

人の命も簡単に失われてしまう世界かもしれないと推察できます。

目の前で多くのものが失われている世界で、自分たちが生きているのはただの偶然なのです。

主人公は自分たちが生きていることが奇跡的なことなのだと思い知っているのだと読み取れます。

答えを求めて

特別の意味求め
彷徨い歩く道なき道を

出典: JOINT/作詞:川田まみ 作曲:中沢伴行

主人公にはこの旅で見つけたいものがあったと読み取れます。

それは「特別」とはどういうことなのかということです。

主人公たちが生き残れているのも、特別だからかもしれません。

そして、仲間の存在も主人公にとっては特別な存在になっているかもしれません。

なぜ自分たちが特別なのか、なぜ仲間が特別な存在なのかの理由を見つけようとしているようです。

しかしその答えを見つける道のりは曖昧で、簡単なものではありません。

曖昧なものを見つけようとして、彷徨っていることが読み取れます。

拭えない不安

信じたいの 信じて
共に行くと そう決めて欲しかったから

出典: JOINT/作詞:川田まみ 作曲:中沢伴行

主人公は仲間とともに行動していても、ある不安がずっとあったようです。

それは、仲間がずっと一緒にいてくれるのか、というものでした。

もともとは一人で行こうと決めていたところに突如できた仲間です。

困惑しながらも、一緒にいてくれる仲間のことを心強い存在として感じるまでの関係にまで変化してきました。

これからもともにいて欲しいと心から願うほど、もし離れてしまったらという不安がつきまとってしまいます。

この先もずっと一緒だと、仲間に決意して欲しいと思っているのです。

代えのきかない仲間

言葉にしなくても通じる思い