瞳をそらさないで
うまく言葉にできないけど
胸の深く君を求めている

出典: JOINT/作詞:川田まみ 作曲:中沢伴行

2番のサビの歌詞です。

最初は困惑しながらも、今ではずっとそばにいて欲しいと願うほど仲間の存在を必要としている主人公。

その思いを、主人公ははっきりと言葉にすることができないようです。

しかし、強い思いは言葉がなくとも目を合わせることで伝わることもあります。

心の底からの思いは、目を合わせれば仲間にもしっかりと伝わることでしょう。

言葉を介さなくても思いが通じるのは、主人公の思いが強いからだけではありません。

二人の間に気持ちが通じるだけの信頼関係が築かれているからこそです。

歌詞からは、二人が精神的にも繋がっていることが読み取れます。

新たな地へ続く旅

希望の遥か彼方
迷いない二人の姿が見える
だから進むの 次なる場所へ

出典: JOINT/作詞:川田まみ 作曲:中沢伴行

これまで気持ちを通じあわせた二人。

信頼できる相手とであれば、この先にどんなことがあろうと互いに協力して乗り越えることができるでしょう。

この旅路の先、主人公たちが思い描く未来は、願っている通りの世界が広がっているかもしれません。

仲間とならその希望を叶え、迷いなく進んでいけると主人公は確信しているようです。

だからこそ歩みを止めることなく、新しい地への旅を続けていけるのだと読み取れます。

信頼できる仲間の大切さ

主人公の支え

悔しさや悲しみが
今までそれ以上の喜びを教えてくれた
そして、隣にいつも必ず
君という存在があるという事も

感じるでしょ
もう何も怖くなんてない

出典: JOINT/作詞:川田まみ 作曲:中沢伴行

旅を進めていく中では、楽しいことばかりではなく辛いこともたくさんあったのでしょう。

悔しい思いや悲しい出来事もあったようです。

しかし、それらを経験することによって、喜びなどのプラスの感情を知ったのだと読み取れます。

ネガティブな感情は心に残りやすいものですが、それを癒してくれるのが喜びなどのポジティブな感情です。

主人公はポジティブな感情が支えになることを知ったのではないでしょうか。

さらに、主人公にとって仲間の存在も大きな支えでした。

信頼できる相手が常にそばにいてくれること。

それは一人でいては絶対に得ることのできない、精神的に大きな支えとなる存在でした。

主人公はこうした支えを得たことで、この先の旅路で何が起こっても動じない強さを手に入れたのです。

信頼できる仲間とともに

この手を握り締めて
君にしか出せない力が
夢を現実に変えてゆくから
強い視線の彼方
迷いない二人の姿が見える
だから進むの 更なる時へ

出典: JOINT/作詞:川田まみ 作曲:中沢伴行

最後のサビ部分の歌詞です。

主人公にとって、仲間は信頼できる大切な存在になりました。

それと同じように、仲間にとっても主人公は支えのようになっていたのかもしれません。

主人公がそばにいることで、仲間も本来の力を引き出せるのだと読み取れます。

その力があれば、ただ夢物語として描いていたことでも叶えることができるのだと主人公は考えているようです。

夢を叶えるのはとても大変で、強い意志がなければ叶えることができません。

主人公は、仲間のその強さを知っているのです。

そして、その強さが主人公の支えにもなっていたのでしょう。

二人が進む先には、何が待ち受けているか分かりません。

しかし、互いに信頼し、強い意志を持つ二人であれば、迷うことなく未来に向かって進んでいけるでしょう。

この先の旅路を力強く進んでいこうという決意が読み取れます。

最後に

川田まみ【JOINT】歌詞の意味を解釈!眠っていたのはどんな願い?二人が進む次の場所にあるものとはの画像

今回は川田まみさんの「JOINT」の歌詞を読み解いてみました。

信頼しあう二人の強い思いが感じられる歌詞だと思います。

川田さんは、2018年に歌手活動を引退し、現在は作詞家として活動しているようです。

引退前からアニソンを中心に歌詞提供を行っています。

こちらは、川田さんが作詞した楽曲「Gravitation」の歌詞を解説している記事です。

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