【来了/GANG PARADE】曲名の読みは何?初の◯◯MVが話題になったGANG 2カップリング曲

実は、当初はこの記事では「来了」の歌詞を取り上げる予定ではありませんでした。

しかし、「来了」という曲の意味を知るには歌詞を読んで頂くのが良いと考え、全体的に短かったために全て引用したのです。

ここ数年のJ-POPでは、歌詞は1000文字前後であることが多いですよね。

ところが、GANG PARADEの「来了」はおよそ400文字と、比較的短くなっています。

もちろん、曲の良し悪しは長さとは関係ありません。むしろ短い歌詞に心が凝縮されているとも言えるでしょう。

「来了」という言葉が繰り返されることで、前向きなメッセージが強調されています。

もう一つ、GANG PARADEの「来了」という曲の特徴があります。

それはMVを見ればわかるんですが…そうですね、まずは実際にMVを見てください。

MVでは、GANG PARADEのみんなが中国風の服、より具体的に言えばカンフーの道着を身に着けていますね。

中国風のメロディ、そしてカンフーを取り入れたダンスと、「来了」（ライラ）という中国語のタイトルにふさわしい内容です。

そして、景色までどことなく中国っぽいですが…これ、どこかわかりますか？

正解を言ってしまいましょう。実は、「来了」のMVは初の台湾ロケで撮影されたんです！

台湾といえば中国語圏の中で最も日本に近く、近年は日本からの観光客も急増していますね。

本場のおいしい中華料理、台湾で食べてみたいですよね！！

それはともかく、GANG PARADE「来了」のMVが撮影されたのは、台湾の中心都市である台北（タイペイ、たいほく）です。

GANG PARADEが白い建物の前に並んでいる場面が印象的ですが、これは「大中至正門」（または「自由広場門」）です。

蒋介石を追悼する施設「中正紀念堂」を囲む3つの門のうちの1つで、高さは30メートルもあるんです！

そして、MV。GANG PARADEは歌詞のように悩みを抱えながら、あてもなく台湾を走り回ります。

もちろん、ただ観光しているだけではありませんよ！（踊るGANG PARADEのそばを普通に通行人が歩いているのがシュール！）

ある男…GANG PARADEの所属事務所WACKの渡辺淳之介代表を探しているんです。

後半のシーンで、渡辺淳之介さんの顔が描かれたチラシが風に飛ばされますが、果たしてGANG PARADEは出会えたのでしょうか？

GANG PARADEの「来了」は、メンバーが9人になってから初めての、記念すべきシングルです。

中国語の「来了」（ライラ）というタイトルからわかるように、悩みながらも「やって来る未来」に進む決意が示されています。

また、GANG PARADEとしては初めてとなる全編台湾ロケを行ったMVにも注目してください！

日本から台湾へ、そして世界へと、ますます飛躍するGANG PARADEを応援しましょう！