独特な比喩で綴られた歌詞ですが、枕を君の隣に並べて、知らないふりをしたけど、やっぱり君を愛しているんだ、そんなイメージが伝わってきます。

ベチャベチャなケーキのようなは、まどろみのあるベッドの中といった感がしますね。

彼女のはかなげな笑顔を見て、まどろんでいる映像が描かれています。

サビ「骨の髄まで愛してよ〜」

骨の髄まで愛してよ惑星のかけら
骨の髄まで愛してよ僕に傷つけてよ

出典: http://j-lyric.net/artist/a000603/l00f14b.html

「骨の髄まで」という比喩は露骨感があり男らしい単語ですが、上辺だけじゃなくて、本当に心から愛して欲しいという感情が伝わってきますね。

僕以外には誰も見ないで、僕をもっと愛して、傷つくぐらいに、そんなちょっと強烈なぐらいの愛情表現が感じられます。

そこまで想われる女性も幸せだなと思いますが、人によっては重いと感じさせるほどです。

2番冒頭「君から盗んだスカート〜」

君から盗んだスカート鏡の前で苦笑い
オーロラのダンスで素敵に寒いひとときを
いつでも心は卵だ割れないように気をつけて
綿毛に守られて二人は変わらず元気だね

出典: http://j-lyric.net/artist/a000603/l00f14b.html

「君から盗んだスカート」は言葉のまま、彼女が脱いだスカートを遊びで鏡の前で当てて見ただけなのか、それとも、君からもらったものをたとえているのか、といった感じですね。

「オーロラ」を見て、寒くても君と素敵なひとときを過ごしたい、そんなロマンチックさが伝わってきます。

いつでも心は卵のようにすぐに割れそうで、だから大事にして欲しい、とちょっと乙女な一面が垣間見えます。

後半「骨の髄まで愛してよ〜」

骨の髄まで愛してよ惑星のかけら
骨の髄まで愛してよ僕に傷ついてよ

誰かがベルを鳴らす
そうだよ解るだろ?

骨の髄まで愛してよ惑星のかけら
骨の髄まで愛してよ謎のかけら
骨の髄まで愛してよ惑星のかけら
骨の髄まで愛してよ僕に傷ついてよ

出典: http://j-lyric.net/artist/a000603/l00f14b.html

「骨の髄まで愛してよ」が繰り返されます。

その後のフレーズが主人公の情けなさだったり、愛する人への想いが込められています。

惑星のかけらは、地球からはみ出した自分を指しているのかもしれませんね。

惑星からはみ出したかけらみたいな自分は謎だと言っています。

こんな自分を愛して、僕に傷つけられるぐらい、そんなわがままで寂しがりやな主人公が描かれています。

「惑星のかけら」まとめ

SF小説がモチーフになっている「惑星のかけら」でしたがいかがでしたでしょうか?

独特な比喩で愛する人への愛情表現が描かれスピッツの世界にどっぷりと浸れる楽曲になっています。

そんなアルバム「惑星のかけら」に収録された楽曲をゆっくり楽しんでみてください。

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