スピッツの超人気曲をご紹介♪
「空も飛べるはず」はみんな知ってる!
「チェリー」「ロビンソン」など、これまで数多くの名作を発表しているスピッツ。
活動開始から30年以上経った今でも、彼らの楽曲の魅力は衰えることがありません。
彼らの楽曲の中には、小学校の音楽の授業で習うような曲もありますね。
まさに子どもからお年寄りまで、幅広い世代の人々に長く愛され続けている。
国民的人気バンドといっても差し支えないのではないでしょうか。
そんな彼らの楽曲から、本日ご紹介するのは「空も飛べるはず」です。
MVもあるよ♪
スピッツでは初めて、シングル曲でオリコン1位を獲得しました。
その為これを聞くと、"卒業"や"青春"といったイメージが湧く人も多いのではないでしょうか。
様々なアーティストがカバーしている事からも、人気の高さが伺えます。
そんな「空も飛べるはず」では、一体どのような内容の歌詞が歌われているのでしょうか。
早速それでは区切りながら、ここから歌詞を解釈していきましょう。
不安を煽るワードが出てくるが...
1番
幼い微熱を下げられないまま 神様の影を恐れて
隠したナイフが似合わない僕を おどけた歌でなぐさめた
出典: 空も飛べるはず/作詞:草野正宗 作曲:草野正宗
優しくて、穏やかなメロディラインが印象的なミディアムナンバー。
イントロの柔らかな雰囲気で惹きつけられ、リスナーが潜在的に安心したかと思いきや。
よくよく聞いてみると、Aメロではネガティブなワードがちらほら出てきます。
"神様"って普通のイメージだと遥か高く、遠くにいる実体のないものです。
一般的には"味方"とされることが多い気がするこの言葉。
"影"をつけることによってこの歌詞の中で、"神様"は"恐れるもの"のようになっています。
神様の影を恐れながら、なぜ主人公は、"ナイフ"を隠し持っているのでしょうか。
ここでいう"ナイフ"は何を指しているのでしょうか。
傷付きながらも生きていく
色褪せながら ひび割れながら 輝くすべを求めて
出典: 空も飛べるはず/作詞:草野正宗 作曲:草野正宗
生きていく上で傷つかないなんて不可能なことです。
でも誰だって幸せになりたいから、年齢を重ねながら。
傷つきながらもどうやったら輝けるか、模索しながら生きていくんですよね。
そうやってもがき苦しみながら、歩き続けていくことこそ。
人が生きているということを、実感する瞬間でもあるのではないでしょうか。
君と一緒ならどこまでも
君と出会った奇跡が この胸にあふれてる
きっと今は自由に空も飛べるはず
夢を濡らした涙が 海原へ流れたら
ずっとそばで笑っていてほしい
出典: 空も飛べるはず/作詞:草野正宗 作曲:草野正宗
1番サビです。
あなたのことが大好きで仕方なくて、空も飛べてしまいそうという歌詞のように思います。
そしてここで曲名が出てきています。
空も飛べてしまいそう、っていうフレーズが出ている。
このことからなんとなく、大人というよりは青春時代、つまり10代の恋愛という感じがします。
そしてもし立ち向かった目標、夢に躓いて何度も、たくさん涙を流しても。
あなたがそばにいて笑って慰めてほしい、というニュアンスがサビ後半のフレーズから感じ取れます。
"海原"という言葉は、かなり壮大なイメージですね。
これはつまり先の見えない未来まであなたと一緒にいたい、というメッセージではないでしょうか。
続いて2番にいきましょう。