2020年を席巻したガールズグループ
オーディション番組から生まれたニュースター
2020年にまさに彗星のように現れた「NiziU」。
オーディション番組「Nizi Project」から生まれた9人のグループです。
プロデューサーJ.Y. Parkの指揮のもと、K-POPのノウハウを全面的に注ぎ込んだ日本人グループ。
そのオーディションの様子はHuluとYouTubeで公開され、多くのファンを夢中にさせました。
同時に日本テレビ系情報番組「スッキリ!」でも随時特集され、幅広い層の人気を集めます。
満を持して2020年6月30日に「Make you happy」を日韓同時リリース。
翌日には全世界に配信されました。
その人気は急上昇し、デビュー直後にダウンロード数をはじめとする週間デジタルランキング3冠を達成。
初登場アーティストとしては初の快挙となりました。
MV&縄跳びダンスも大流行!
「Make you happy」のMVはYouTubeで公開されると大ヒット。
特にサビの「縄跳びダンス」は、可愛らしい振り付けと覚えやすさで大人気となりました。
YouTubeやTikTokなどの動画サイトでも「踊ってみた」人が続出。
有名人から子供や学生、プロのダンサーに至るまで様々な人がダンスを楽しんでいます。
折しも2020年は自宅で過ごす時間が多くなった一年。
そんな中に現れた楽しく可愛い「縄跳びダンス」。
それはまさにみんなをハッピーにしてくれるこの曲そのもののような存在でした。
そんな「幸せ」を運んでくれたこのナンバー。
歌詞に込められたメッセージを改めて読み解いていきましょう。
キミを笑顔にするために
キミの為ならなんだって
Nothing ヒミツならNothing
Something 特別なモノあげるのに
どんなのがいい? 笑顔にしたいのに
That thing 探し出す キミのために
出典: Make you happy/作詞:J.Y. Park“The Asiansoul”・Yuka Matsumoto 作曲:J.Y. Park“The Asiansoul”・Lee Hae Sol
韻を踏む楽しくリズムのいい歌い出し。
内緒にしないで気持ちを伝えてほしい想いが描かれています。
キミが笑顔になってくれるなら、特別な何かを探してあげたい。
ここではthingが繰り返されています。
まずはキミが笑顔になれるプレゼントを探してあげたい。
そんな気持ちが伝わってくるフレーズです。
もっとキミのことが知りたい
もう ねぇねぇ 何見て
何聴いて 幸せ?
話してみて すべてね
出典: Make you happy/作詞:J.Y. Park“The Asiansoul”・Yuka Matsumoto 作曲:J.Y. Park“The Asiansoul”・Lee Hae Sol
先程のthing=幸せになれる「もの」に続いて「見る」「聞く」という要素が出てきます。
幸せになれるもの、笑顔にしてくれるもの。
そういったいろんな「笑顔になれるもの」を全部教えてほしい。
それが何であってもキミのために探してくるよ、という思いが伝わってきます。
また「ねぇねぇ」「すべてね」という可愛らしい言い回し。
これは全てeの韻を踏んでいることにも注目です。
女の子を思い起こさせる可愛い言葉使いであるだけでなく、響きやテンポの可愛さも備えています。
K-POPでは韻の心地よさやテンポの可愛さが効果的に使われている曲が印象的。
聴いていて心地よく、楽しくて夢中になってしまう。
そんなK-POPのエッセンスがここにも注ぎ込まれています。
何故笑顔を忘れてしまったの?
笑顔を忘れた理由とは
Ooh I just wanna make you happy
あ~もう! 笑ってほしい
忘れちゃった笑顔も 大丈夫 ちゃんと取り戻して
出典: Make you happy/作詞:J.Y. Park“The Asiansoul”・Yuka Matsumoto 作曲:J.Y. Park“The Asiansoul”・Lee Hae Sol