『ELLY/三代目J Soul Brothers』は○○の振り付けを考案！気になるプロフィールを紹介

 グループ内随一の運動神経と謳われるELLY。

最近では多方面でマルチな才能を発揮しています。

まずはそんな彼のプロフィールを見てみましょう。

ダンスを始めたきっかけは中学生の頃に見たB2Kの映画だったそうです。

B2Kは2000年代前半に活動していたアメリカのR&B・ヒップホップのグループ。

当時はティーン・アイドルとして人気を博しました。

彼らが出演した映画というと「You Got Served」ですね。

この映画のダンスシーンがELLYの心に火をつけたのでしょう。

独学でダンスを習得して、最終的にプロになったという経歴から、並々ならぬ努力とダンス愛が垣間見えます。

しかしそれより驚きなのが野球少年であったこと。

出身校である青森県立三沢高等学校野球部は甲子園準決勝経験もある強豪校です。

そこで4番キャッチャーを担いつつ、ダンスも続けていたことを考えると、どれだけストイックだったのでしょうか。

平凡な筆者では想像もできません。

ELLY在籍時の三沢高校は夏の甲子園で青森大会準々決勝まで進んでいます。

この時の対戦相手は八戸学院光星高等学校。

なんと現在巨人で活躍する坂本勇人選手が在籍しており、ELLYは坂本選手と直接対決。惜しくも敗れています。

当時のスポーツ紙にはその時の試合内容が掲載されていました。

ELLYは初回に自身のエラーにより失点。

しかし打撃でミスを帳消しにし、更に巧みなリードで坂本選手を2三振に抑えたそうです。

最終的には6－1で敗戦。甲子園出場は叶いませんでした。

もしここで試合に勝って甲子園を勝ち進んでいたら、「プロ野球選手エリオット」として世間に知れ渡っていたかもしれませんね。

因みにELLYと坂本選手はニュース番組で対談。再会を果たしています。

青森県立三沢高等学校卒業後は東京農業大学へ進学します。

大学でも野球部に所属し、並行してダンスも続けていたそうです。

だんだん両立が難しくなってきたELLY。

この時期に渋谷で「BASE HEADS」というダンスグループに出会います。

彼らパフォーマンスを見たことをきっかけに、ダンサーとしての道を選び、大学を中退。

スポーツ推薦で入った大学を中退し、野球もやめたことには親も激怒したそうです。

当時は実家に入れてもらえずに友人宅を転々としたりと、半分勘当されたような扱いを受けていたとのこと。

現在はテレビの収録で実家に行ったりと、しっかり復縁しているようです。

2007年にはダンスチーム「THE TEAM」を結成し、ダンサーとして本格的に活動を始めました。

この時期には久保田利伸や黒木メイサのPVにもバックダンサーとして参加していますね。

三代目J Soul Brothersに加入するきっかけとなったのは、2010年に劇団EXILEの公演「NIGHT BALLET」。

この公演のダンサーとしてEXPG（EXILEが所属する事務所、LDHのダンス&ボーカルスクール事業）にスカウトされたELLY。

そのまま劇団EXILE風組のメンバーとなり、同年7月に三代目J Soul Brothersのパフォーマーとして選ばれ、今に至ります。

ダンサーになるために大学を中退するなんて、相当な覚悟があったのでしょう。

ELLYがパフォーマーとして第一線で活躍し続けているのは、周りの反対に屈せず、いつか必ず成功すると心に決めていたからこそなのでしょうね。

三代目J Soul Brothersの魅力といえば、ポップで誰しもが気持ちよく聴ける楽曲。

そしてパフォーマー達の鍛え上げられた肉体から繰り出される、キャッチーでダイナミックなダンスですね。

実はその楽曲の大半を振り付けしているのがELLYなのです。

その中でも特に象徴的なのが、2015年リリースの「R.Y.U.S.E.I.」のダンスの中に取り入れられた「ランニングマン」。

そのカッコよさ、踊りやすさから、日本で社会現象と呼べる程の一大ムーブメントを巻き起こしました。

実はこの「ランニングマン」、発案者はM.C.ハマーという、90年代に世界にダンスブームを巻き起こした人物です。

彼が発案した「ランニングマン」を取り入れ、2015年に再びブームを巻き起こしたELLYのアイデアには脱帽します。

まさにセンスの塊ですね。