三代目J Soul Brothersってどんなグループ?
「三代目J Soul Brothers」は2010年より活動しているグループで母体となったEXILEの思いや信念を受け継ぐグループとして知られています。
同年10月にデビューして以来、20曲以上をリリースしておりその中には人気曲も存在しています。
今回はそんな「三代目J Soul Brothers」がリリースした「最後のサクラ」について詳しく見ていきましょう!
「最後のサクラ」は2012年にリリースされた名曲!
「最後のサクラ」は2012年3月7日に発売されたシングル「Go my way」のカップリングトラックとしてリリースされました。
恋の終わりが近づいていることを感じている恋人の感情をドラマチックに歌ったこの曲は別れの歌として素晴らしいものに仕上がっています。
「恋を終わらせる時は近づいている、でもなにか心に引っかかるものがある」気持ちを考えながら聴くならば「最後のサクラ」を充分に味わうことができるでしょう。
今回はこの「最後のサクラ」の歌詞について詳しくご紹介します!是非この曲の素晴らしさに触れてみてくださいね。
「最後のサクラ」のドラマチックな歌詞を詳しく見てみよう!
わかってたんだ 今日で終わりと
強がりじゃない逢う前から
わかってたんだ今日で終わりと
出典: 最後のサクラ/作詞:Masato Odeke 作曲:Yuichi Hayashida
恋の終わりはいよいよ間近に差し迫っています。「会うのは今日で最後かもしれない」、そんな思いがあるのでしょうか?
何にせよ恋の終わりが近づいている事を実感させるような出来事があったのでしょう。
それでも終わらせたくない、そんなもどかしさも感じ取れる部分です。
最後のサクラがハラハラ ふたりを隔てるように~
最後のサクラがハラハラ
ふたりを隔てるように 降り止まない
出典: 最後のサクラ/作詞:Masato Odeke 作曲:Yuichi Hayashida
ここでは「恋の終わり」を「桜が散る姿」に重ね合わせています。
物事の終わりを桜が散る姿に例えることはよくありますが、ここでは切なさや悲しさを感じられるのではないでしょうか?
今まで花びらとして一緒に咲いていたけれど散るときは1枚ずつに分かれますよね。
さらに、「ふたりを隔てるように」という歌詞がもう元に戻ることがない恋の終わりを上手に表現しています。
会えない日を 数えるのが~
会えない日を 数えるのが
多くなってた 会える日よりも
言い訳さえ しない僕に
背中を向けて 泣いてたね
出典: 最後のサクラ/作詞:Masato Odeke 作曲:Yuichi Hayashida
どうやらこれまで会えない日が続いていたようですね。
会えない日が長く続くと恋も冷めてしまうもの。このことからもお互いに恋の終わりが近いことを感じ取っていたのでしょう。
少し前から「もどかしさも残っているけど別れよう」と思っていたのかもしれません。
いずれ別れる決意をしなければならないこと、そしてその時は近いかもしれないことに気づいて悲しかった2人を想像することができますね。
膨らみ始めた未来 吹き飛ばして
膨らみ始めた未来 吹き飛ばして
ただ 傷だらけの夢を見せたよ
出典: 最後のサクラ/作詞:Masato Odeke 作曲:Yuichi Hayashida
「膨らみ始めた未来」とは何だったのでしょうか?ここは想像するしかありませんがさらに恋が発展する兆しがあったのかもしれません。
そんな「未来」を「吹き飛ばして」しまうことがあったようです。それは状況の変化なのかそれとも浮気なのか...歌詞には何も述べられていません。
しかしそれほど大きな出来事があったのは事実なのでしょう。
それゆえに別れなければならないけれど別れる決意ができず、もどかしさが残っているといえるでしょう。
よく考えてみると恋人が置かれている状況が思い浮かびますね。