歌詞

1番

電車が近づく 気配が好きなんだ
高架線のその下で耳を澄ましてた
柱の落書き 数字とイニシャルは
誰が誰に何を残そうとしたのだろう

出典: https://twitter.com/oricon_no1_21st/status/888882436309794822

高架線の下というのは不思議な空間です。

空気が張り詰めたような静寂が包み込む薄暗い空間、その静寂を切り裂くかのような電車が通り過ぎる瞬間の轟音、自己表現が溢れる無数の落書き、賑やかな都心にいても高架線の下に入るといつも不思議な気分にさせてくれます。

そんな高架線の上を通る無数の人を運ぶ電車の中には、様々な出会いや別れといった人間味あふれるドラマを運んでいるのです。

高架線の下でそのようなドラマを想像し、物思いにふけっているのでしょうか。

歳月(とき)の流れは教えてくれる
過ぎ去った普通の日々がかけがえのない足跡と

出典: https://twitter.com/Lightning171bot/status/920412678585065473

今現在何の変哲もない日常を送っていたとしても、時がたってから思い返してみると、それはものすごくかけがえのない素敵な思い出となります。

思い出はどうしても美化されてしまうのです。

サヨナラに強くなれ
この出会いに意味がある
悲しみの先に続く僕たちの未来
始まりはいつだって
そう何かが終わること
もう一度君を抱きしめて
本当の気持ち問いかけた
失いたくない
守りたかった愛に変わるもの

出典: https://twitter.com/asuka_nogi1134/status/917578675859742722

別れの瞬間というのは非常に悲しいもの。

しかし、その悲しみも未来の糧となるのです。

何かが終わったということは、これから何かが始まるという事。

悲しみに暮れるよりも、これからの新しい未来に期待を膨らませてみませんか?

2番

電車が通過する 轟音と風の中
君の唇が動いたけど 聞こえない
静寂が戻り 答えを待つ君に
僕は目を見て微笑みながら 頷いた

出典: https://twitter.com/reticent_pb/status/835982417622142976

舞台は1番のAメロで登場した高架線の下に戻ります。

高架線の下で大事な話(恐らく別れ話)をする男女。

大事な部分は電車の轟音でかき消されてしまったけど、大切な彼女の望みなら笑顔で受け入れてあげようという男の優しさが伺える1シーンです。

大切なもの(大切なもの)
遠ざかっても(遠ざかっても)
新しい出会いがまた
いつかはきっとやって来る

出典: https://twitter.com/F1_KT/status/883356960598380546

どんなに相手のことを大切に思っていても、恋愛というのはお互いの気持ちが同じぐらいの熱量を持っていないとうまくいかないもの。

どちらかの気持ちが離れてしまったら、もうどうしようもありません。

しかしそれで別れてしまっても、いつか新しい出会いはやってきます。

それまでは、自分の気持ちを整理してのんびり待ってみてはいかがでしょうか。

サヨナラを振り向くな
追いかけてもしょうがない
思い出は
今いる場所に置いていこうよ
終わることためらって
人は皆立ち止まるけど
僕たちは抱き合ってた
腕を離して
もっと強くなる

出典: https://twitter.com/nogizaka_mgtpw/status/914830278111006720

過去をいくら振り返っても取り返しはつきません。

楽しかった過去の思い出はそこに置いていきましょう。

そして、前を向いて新たな未来を作り上げていくのです。

サヨナラは通過点
これからだって何度もある
後ろ手でピースしながら
歩き出せるだろう
君らしく…

出典: https://twitter.com/sige5548/status/920541669816016896

どんなに辛い別れも、長い人生でみたらただの通過点にすぎません。

今は辛いかもしれないけど、これから何度も経験することなのです。

辛い別れも、将来笑い話にできるような明るい過去にすることが出来ると良いですね。

MV

このMV静岡県と山梨県で撮影が行われました。

台風の直撃により撮影は一時延期となりましたが、後日無事に撮影は行われました。

その際、天候が変わったことで演出上のシチュエーションを合わせるために人口雨を降らせて撮影されたそうです。

原案・監督は柳沢翔氏、脚本は湯浅弘章氏と山岸聖太氏が担当しています。

約8分30秒に及ぶMV。ただのMVというよりは1つの物語を見ているかのような映像作品です。