MVは薄暗い中で撮影されていますが、さくらしめじの後ろにはつねに光が存在していますね。

月の光のようにも見えますが、タイトルや歌詞から考えて、きっとこの光が『My Sunshine』なのでしょう。

暗闇を照らしてくれる光は、いつでもすぐそばにある。

空を見上げてみれば、一筋の光が射し込んでいることにきっと気付けるはずです。

悲しみばかりに目を奪われないで。

わずかでも自分を照らしてくれる光があるのなら、未来に向かって前進しましょう。

さくらしめじの2人を照らし出す光も、彼らを未来へと導くように強く輝いています。

未来には青空が広がっている

2番の途中からMVでは、青空が見え隠れするようになります。

それまでずっと薄暗闇の中で歌っていたさくらしめじの2人。

青空の下に出てきた彼らの表情は、空の色と同じように晴れわたって見えますね。

見たい景色に塗り替えていく

何もないまっさらな景色を、さくらしめじの2人が塗り替えていきます。

そうして現れたのは、白い雲と青い空。

そこには待ち望んでいた光が射し込んでいるはずです。

未来は自分が見たい景色に塗り替えていけばいい。

何もないのなら、いくらでも自分の好きなように世界をつくっていけるでしょう。

MVの最後、手の平の中に青空が広がっているシーンがあります。

遠くに見えていた景色も、実はすぐそばにある。

自分の手の平は、きっと自分が思っているよりも多くのものを掴めるはずです。

自分の足で歩いていく

2番のサビで「翔べないなら 歩いていけるさ」という歌詞があります。

その歌詞を象徴するように、MVでは足跡の形に青空が広がっていますね。

前進するのに空を飛ぶ必要なんてありません。

私たちはみんな自分の足で未来に向かって歩いていくことができます。

そうして自分が歩いた軌跡は、光が射すように色づいて見えるでしょう。

はるか上を目指すよりも、まずは一歩前へ。

さくらしめじの2人の足跡が、そう教えてくれているような気がします。

向かう先は「新しい日々」

絶望からの再生。そのあとに考えるべきことは、これからどこに向かうかということ。

さくらしめじの2人は、絶望を超えてどこへ行くのでしょうか?

彼らが向かう未来について考えてみました。

揺るがない想い

さくらしめじの2人が絶望の中で見ていたもの。

それは雲間から射し込む光だったのではないでしょうか?

未来を覆い隠すように広がった分厚い雲。

しかし、その雲の向こう側には必ず光があります。

自分たちは光をも超えていける。

彼らはそう信じて歩いているのでしょう。

そして光の先には、彼らが目指し続けている「揺るがない想い」があるはずです。

朝日を呼ぼう

さくらしめじの2人が向かう場所、それはもちろん「新しい日々」です。

これは彼らだけでなく、すべての人に言えることなのではないでしょうか?

私たちはみんな流れる時の中を生きていかなければなりません。

毎日、明日に向かって生きていく。

そしてその明日は、つねに新しくあるべきです。

今日とは違う景色を明日に描こう。

そういった想いが、暗闇の中に朝日を呼ぶのだと思います。

さくらしめじの2人が向かう明日。

そして、私たちが向かう明日。

すべての人の明日に、綺麗な青空が広がっていることを願うばかりです。

最後に

さくらしめじ【My Sunshine】MV徹底解釈!現役高校生フォークデュオ…これからどこへ向かう?の画像

等身大のメッセージが心に染みる『My Sunshine』。

辛いときも悲しいときも、未来を照らす光は決して消えたりしません。

長い夜もいつかは終わる。

暗闇の中に朝日が射し込んだなら、自分の手で青空を描いていきましょう。

未来をどう生きていきたいか。

その答えは、自分や他人と向き合うことで見つけられます。

今日とは違う景色を見るために。

明日に繋がる光を見失わないために。

つねに前を向いて生きていきたいですね。

さくらしめじの恋愛ソング