『バカサバイバー』の誕生!

バカサバイバーって何?!

バカサバイバー 生き残れ(コレ)
バカサバイバー Baby
バカサバイバー 勝ち残れ(コレ)
バカサバイバー Baby

 誰のせいでそんなショボクレとんねん
 だからなゆーてるやろ いつも
 何かガマンしてんのんちゃう? そーちゃうん?
 もっと うれしそうな顔してる時 あるやん!
 服買ったときとかさ~ そうそう
 ほれみー あのオッサンの顔!
 おまえも あんなんなってまうよ!

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?suri=B08039

『バカサバイバー』は2004年11月3日に東芝EMIから発売された、ウルフルズ26枚目のシングルです。作詞・作曲トータス松本!名前を聞いただけで“ただならぬ歌詞”だと思いませんか?『友達にも話せない悩みがあったのに、ウルフルズの歌を聴いて元気が出た!」』という人も多いんじゃあないでしょうか?『バカサバイバー』もまさにそのような元気が出る歌なのです。

ただ、『バカサバイバーってどんな意味があるの?』と首を捻ってしまうようなネーミングですよね。一瞬『沖縄の言葉?』と思ってしまうような『バカサバイバー』とは、おそらく『バカ』『サバイバー』に分けられ、人がいい・性格がいいといった良い意味での『バカ』と、いろいろな苦難を乗り越え逆境に耐えて生き残った人のことを『サバイバー』と言っているのだと思われます。

『バカサバイバー/ウルフルズ』バカバカしい歌詞が魅力の“応援歌”聴くと不思議と元気になる♪の画像

トータス松本の言葉には・・・

『バカサバイバー/ウルフルズ』バカバカしい歌詞が魅力の“応援歌”聴くと不思議と元気になる♪の画像

歌詞からみても、落ち込んでる人に対して決してデリケートな言葉を使っているわけではありません。むしろ『何をクヨクヨ悩んどんねん!!』と一喝しているように聞こえるくらいです。気の弱い人だったらより一層落ち込んでしまうかもしれませんね。でも、トータス松本歌詞は、そこから広がっていくのです。

『何かを我慢しているからしんどいのとちゃうか?』といった気配りがあったり『辛そうな顔してるよりもいい表情してる時の方がにあってるで!』と勇気づける言葉を投げかけたり・・・バカバカしい歌詞を書いているようで実は大変相手に思いやりがある優しい気持ちと心遣いがトータス松本の歌には含まれているのです。

トータス松本の歌を聴いている側にしてみれば、面白くもあり元気づけられる歌でもある『バカサバイバー』にいつしか勇気をもらい『よ~し、生き残ってやるぞ!』と思えるようになるのです。

『バカサバイバー』を愛する人

青木真也の入場曲

『バカサバイバー/ウルフルズ』バカバカしい歌詞が魅力の“応援歌”聴くと不思議と元気になる♪の画像

格闘家の青木真也は『バカサバイバー』を入場曲として10年以上もずっと使い続けているそうです。また、それが高じてニックネームにもなったほどです。ではなぜ青木真也がバカサバイバーでなんでしょうか?

青木真也は1983年5月9日生まれ、静岡県出身です。本人曰く『バカサバイバー』を入場曲として10年以上も使用しているのは“入場曲を変えてはいけない決まり”や“すぐに入場できる曲であるから仕方がなかった”ということらしいのですが、青木は早稲田大学を卒業し警視庁に入ったにもかかわらず、すぐに警視庁を辞めて本格的にプロの格闘家に転向した経歴を持っています。

また、日本の総合格闘技イベントである“プライド”が消滅した後、海外団体からの好条件のオファーがあったのに、それを断ってでも“プライド”の復活を信じて待っていたということで、今まさに“プライド”の生き残りとして戦っているのです。

このような経歴を知った人からは『何で?!』,『バカ!』と言われるかもしれません。しかし、青木真也にしてみれば、それが自分であり自分の信じる人生だというのです。著書に『空気を読んではいけない』がありますが、青木にしてみれば『バカサバイバー』は『バカな自分よ!されど生き残れ!』と、自分にとっての“応援ソング”のようなものだと言っています

『バカサバイバー』を作った人!

『バカサバイバー/ウルフルズ』バカバカしい歌詞が魅力の“応援歌”聴くと不思議と元気になる♪の画像

トータス松本の実力

人生に勇気を与える、元気を与える歌『バカサバイバー』を作った人を紹介しなければいけません。

『バカサバイバー』の作詞・作曲ロックバンドウルフルズのボーカリスト“トータス松本”です。

ウルフルズは1988年に結成され、1996年に『ガッツだぜ!!』・『バンザイ~好きでよかった~』のヒットで紅白歌合戦に出場を果たしたものの、2007年には活動を停止しました。しかし、2014年に復活したことから自らのグループ、ウルフルズも『バカサバイバー』同様に生き残っているバンドやから何が何でも生き残らなあかん!といったトータス松本の強い意志もあり復活が実際のものとなりました。

ウルフルズのメンバーによれば、過去のライブで自分たちに関心ない観客に対してトータス松本は『観るなら観ろ、観ないなら帰れ!』と一喝したこともあったそうです。本人が辛いことや真剣な悩みを経験してきたからこそ人に対しても心のこもった応援歌が歌えるのでしょう。本人曰く最近は丸くなったとのことですが、もともとある正直さと優しさ、それに加えて印象強い関西弁と人情深さもひと味出しているといえそうです。

さあ!生き残っていこーぜ
よじ登って 勝ちほこって 金使って 金かせいで
B・A・K・ASURVIVOR

出典: https://www.utamap.com/showkasi.php?=B08039

バカサバイバーは奥が深い!

アニメの主題歌にも!

『バカサバイバー/ウルフルズ』バカバカしい歌詞が魅力の“応援歌”聴くと不思議と元気になる♪の画像