ウソツキ【ラブソングは無力だ】歌詞を徹底解釈！ただ君にだけ届く曲を歌いたいのに…切ない男心が染みる

大勢の人から高評価をもらえるようなラブソングを歌うよりも「君」の心に響く言葉を伝えたい。

そんなメッセージを感じることができる歌詞ですね。

どんなに良い曲を書いたとしても、それだけでは「君」の心を掴むことはできないのでしょう。

だから「ラブソングは無力だ」という言葉が使われているのだと思います。

他の人が歌うラブソングではなく、自分自身が歌うラブソングを「無力」と思っているのです。

1番の歌詞では「君」に届く言葉を伝えたいということを訴えていましたよね。

では、なぜ「君」に言葉を伝えようとしないのでしょうか。

その答えは、この2番の歌詞に隠されています。

どうやら、この歌詞の主人公は「君」に言葉を届けられない状況にあるようです。

「君」と音信不通になったのかもしれないですし、「君」が頑なに拒否しているのかもしれません。

「君」が亡くなってしまったという可能性も考えられますね。

詳細は不明ですが「君」に自分の気持ちを伝える術をなくしてしまった主人公。

とても悔やんでいる気持ちが、この歌詞から伝わってきますね。

この主人公は、感動する歌を作って名声を得ることに、さほど興味がありません。

それよりも「君」だけに届く言葉を伝えることの方がよっぽど重要なのでしょう。

しかし、今となってはそれを実現することができません。

だからどんなに素敵なラブソングを作ったとしても、無意味だと思ってしまうのでしょう。

決して届くことのない自作のラブソングのことを「死んだ」といって絶望しています。

決して届くことはないと思っていても、ラブソングを作り続ける主人公。

無意味だと分かってはいても、それしかできないということなのでしょう。

そんな自分のことを「情けない」といって自嘲しているようですね。

曲調はとても明るいこの楽曲。

でも決して届かないラブソングを歌っているのだと思うと、とても切ないですね。

「ラブソングは無力だ」の歌詞には、とても切ない想いが隠されていましたね。

大事な人に気持ちを伝えたいのなら、直接きちんと言葉を届けないといけない。

そんな大切なことを教えてくれる、感動的な歌詞だと感じました。

ちなみに、ウソツキといえば様々なラブソングを歌っていることで有名なバンド。

多くの人が共感できる、素敵なラブソングを数多く生み出しているんです。

例えば「名もなき感情」という歌は、恋や愛について考察する歌詞が展開されています。

「バーンってなって グーってきて ぎゅーっとなって泣けてくる」

それが愛や恋なのだと楽曲の中で歌っています。

とても曖昧な表現のようにも見えますが、その一方で「そうそう！」と共感できませんか？

「名もなき感情」は「ラブソングは無力だ」と同じアルバム「Diamond」に収録されています。

「名もなき感情」に関する詳しい考察記事も以下に貼っておくので、

気になる方はぜひぜひチェックしてみてくださいね！