思い出と生きるということ

消えたはずの、感情を押し殺していたテヨンが再び姿を現します。

その瞳は冒頭のような迷いや弱さというものは感じられず、どこか強さのようなものが感じられます。

それは大切な人を失った喪失感と向き合い、思い出や記憶とも生きてゆくという覚悟のようなものなのでしょうか。

思い出と生きてゆくということは決してそれにしがみついて生きてゆくということではないのです。

その人がくれた大切な時間や気持ちとともに生きてゆくということなのでしょう。

寂しさの中にも強さと覚悟を秘めた最後のシーンのテヨンからは、哀しみは感じられません。

思い出のページを閉じ、未来へとやっと歩みを進めようとしている微かな希望すら感じます。

3分30秒の物語

テヨン【VOICE】MVを徹底解説!総勢何人?沢山のテヨンが出現!日本初ミニアルバム表題曲に注目の画像

一見すると抽象的であっという間に終わってしまうものに感じる映像です。

しかし、この約3分30秒の中には喪失感と絶望感、そして微かな希望というひとつの物語が凝縮されています。

耳から感じて、視覚から感じ、そしてやがては心で感じるVOICE

このふたつの「」をぜひMVから堪能してみてはいかがですか。

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