ヒロインと彼氏が違う夢を持っているらしいことはわかりました。
またポジティブに考えると、だからこそ2人の仲が良いという考え方。
しかし、もしも男性側に不満があるとしたら「そんな事を思っていたのか!?」と驚愕する場合もあります。
あくまで女性目線での歌詞なので、何とも言えません。
ただもしも男性が女性と同じ夢を持っていたいと思っていたとしたら、とても酷だと思うのです。
自由時間をあげるの意味は?
時の流れを 自由自在に
飛び魚みたいな 二人
ずっとずっとねエ 自由時間あげる
ずっとずっとねエ きらきらしてようよ
ずっとずっとねエ こんな風にしてね
ずっとずっとねエ 生まれる前からね
Zutto…
出典: ZUTTO/作詞:亜伊林 作曲:藤井宏一
ここまで来て女性の本音が見えてきました。
飛び魚みたいに自由でいたいといっています。
飛び魚が自由に生きているのかはさておき、干渉されたくないという意味で使われているのでしょうか。
もともと「放っておいてオーラ」は、この前の歌詞から大分出ています。
そんなヒロインがついに「自由時間あげる」などと言ったのです。
自由時間とは何を指すのでしょうか?
私と付き合っていても自由に生活して良いという意味なのか。
同じ空間に一緒にいても、お互いに好きなことをしていようという意味なのか。
はたまた、最悪「別れ」もあり得ます。
今現在の自分との時間に縛られず、自由になって良いということも..。
この部分から全部をくみ取ることはほぼ無理でしょう。
しかし彼女が男性をどんな形であれ、大切に思っていることはわかりました。
一緒にいたいという可愛い気持ちは本物です。
永井真理子の他のヒット曲は?
ミラクル・ガール
「ZUTTO」で驚異的なヒットを飛ばした永井真理子。
実は他にも人気曲があることをご存知の方はどれくらいいるでしょうか。
まずは「ミラクル・ガール」です。
こちらの曲はアニメ「YAWARA!」のテーマソングとしても有名でした。
ロック調の明るいナンバーなのですが、歌いやすくカラオケでも人気があります。
こんな動画を見つけました。
ここまでキュートな赤いタータンチェックのスーツが似合う方もそういません。
永井真理子はボーイッシュなのに、笑うととても女性らしい顔立ちがキュート。
その無邪気な表情が多くのファンを魅了したのです。
サビの「ミーラクールガール!」の部分は、筆者も良く一緒に歌ったものです。
この曲を聞いて欲しい!
知られざる名曲「change」
実はあまり知られていないのですが、永井真理子の隠れた名曲が「change」。
1988年に発売されたアルバム「Tobikkiri」に収録されています。
「ZUTTO」よりもバラード感が強い曲なのですが、しんみり聞くことができます。
「ZUTTO」はどちらかというと、永井真理子のポップな感じのバラードの良さ。
しかしこの「change」は永井真理子の本来持っている魅力を発揮しています。
歌の上手さ、安定した音程、ぐっとくる歌詞。
少し疲れた時に聞きたくなる曲で、「これからもがんばろう」と思いたくなる、そんな曲です。
また、同時に隠していた思いが溢れてくるようなそんな感じでしょうか。
必死で強がっていた自分の気持ちが、この曲を聞くと知らずに溢れ出てきてしまう。
アルバムの中でも「聴かせる曲」として抜群の音楽性を秘めています。
実際に聞いてみよう
いかがでしょうか。
他の曲に比べ声の伸びが良く、とても綺麗な声を披露しています。
また、90年代にはこのようなシンセサイザーが目立つ曲が流行っていました。
永井真理子も、もちろん例外ではありません。
そんな流れがあったからこそ、この曲が作られたのかもしれません。
しかし流行に便乗したにしろ、心がもっていかれる様な名曲であることに違いはありません。
今聞いても、永井真理子の美声に聞きほれてしまいます。
筆者は「ZUTTO」と同じくらい好きでした。
「ZUTTO」は永井真理子の声の伸び感がアピールされておらず、少し残念なのです。
その当時筆者も幼かったので、音楽のあれこれをそこまで気にしていませんでした。
ですが大人になった今、改めて聞き比べて見ると声の違いがよくわかるのです。