永井真理子を知ってる?

【永井真理子/ZUTTO】女心が詰まった歌詞の意味を解釈!大好きな彼のそばにいたいと願う可愛い歌詞!の画像

1990年代に大ブレイクした歌手・永井真理子をご存知でしょうか。

永井真理子は「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」で人気を博しました。

この番組では、KANも「愛は勝つ」でブレイクを果たしています。

少女の様なあどけない顔とスタイルがキュートだった彼女でしたが、意外にも声は大人。

そんなミスマッチともいえるインパクトがあった永井真理子のヒット曲と言えば「ZUTTO」です。

まずは動画を見てみよう

この動画は永井真理子が音楽番組に出演した時のもの。

いかがでしょうか?

いきなりオーバーオールで登場してきた彼女の笑顔は、ベビーフェイスそのものです。

とてもあどけなく可愛らしいのですが、歌いだすと驚き。

「そんなに本気で歌唱出来る人なのね...。」と、びっくりしたのを今でも覚えています。

しかもこの動画はヤマカツ関係の番組なのか、山田邦子やWinkも参加しているのです。

今見ても、豪華な歌唱で見ごたえたっぷりです。

ZUTTOの歌詞を考察

恋をしている可愛い女性の気持ちに注目

90年代の若者をときめかせた永井真理子の「ZUTTO」。

こちらでは歌詞について考察していきます。

ほどけた靴ひも そのままでいたい夜
Heartの字幕 孤独にしといてなの
あなたはそれを わかってくれる
たった一人の人
知らんふりして 明日のことを話してる
ずっとずっとねエ こんな風にしてね
ずっとずっとねエ 生まれる前からね
Zutto…

出典: ZUTTO/作詞:亜伊林 作曲:藤井宏一

この出だしが永井真理子の「ZUTTO」が名曲だと言われた理由ではないでしょうか。

何てことないAメロなのに、すごく胸にジーンと来るのです。

しかし意外と歌詞を文字にすると疑問が出てくる箇所も。

ほどけた靴ひもをそのままでいたい夜というのは、何もしたくないほど疲れてる。

あるいは、落ち込んでいると考えられるのではないでしょか。

しかし次の部分です。

Heartの字幕...。

そしてさらに次の部分。

孤独にしといてなの。

日本語的に「?」と思ったのは筆者だけではないでしょう。

考察していくと、これはきっとヒロインが男性にハートの字幕を出しているということでしょうか。

言葉に出さなくても「今は孤独にしておいて欲しい」そんな気持ちをわかって欲しいのかもしれません。

どうやらそんな彼女は今、彼の隣にいて何気ない会話を楽しんでいる様子。

いえ、楽しんでいるのは彼。

きっと「一人にして欲しい」という彼女の気持ちに気が付かないふりをして、話をしてくれているのでしょう。

サビ部分に突入

この「ZUTTO」の部分が名サビです。

自分の気持ちに気が付いてないふりをしながら、そばにいてくれている彼。

そんな彼に「生まれる前からずっと一緒にいたよね」

「これからもすっと一緒だよね」と思っているのでしょう。

女性特有のわがまま?

ガラスに映った ソファへと沈む頃
あなたが入れたエスプレッソ 飲んでいた
二人は違う人間だから
一緒にいられるの
そばにいてもね 別々の夢 見られるよ
ずっとずっとねエ こんな風にしてね
ずっとずっとねエ 生まれる前からね
Zutto…

出典: ZUTTO/作詞:亜伊林 作曲:藤井宏一

この歌詞の部分で筆者は少し引っかかってしまいました。

なぜかというと、男性の気持ちを無視しているかの様に感じたからです。

女性にエスプレッソを入れてくれるほど優しい彼。

そんな彼を見ながら、「別の人間だから一緒にいられる」と言っています。

確かにそうですね。

親子でもそっくりだと喧嘩になると言いますし、違う人間だと尊敬もしあえます。

が、しかし。

「だからそばにいても別々の夢を見られる」という箇所に、疑問を感じたのです。

これはあくまで筆者の考えであり、女性を代表するものではございません。

ですがここで使われている「別々の夢」とは、寝ている間に見る夢の事ではないはず。

恐らく将来の夢のことではないでしょうか。

同じ空間にいながら違う夢?