平気なフリをしてみた
Cry 暗い 宵闇に紛れ
どこかに消えたい今夜
でも涙は見せないもんだろ
出典: DOWN/作詞:VIGORMAN・WILYWNKA 作曲:GeG
泣いているのは、昼間ではありません。
1行目の歌詞では、そのように表現しています。
そして2行目の歌詞を読み取ると、辛いだけの毎日から抜け出したいと思っているのでしょう。
しかし抜け出すことはできないと感じます。
そのため、みんなが寝静まった頃ひとりで泣いたのです。
3行目の歌詞で、誰にも知られることなく平気なフリをしている主人公の姿を読み取ることができます。
過去の出来事
空から降る雪に
白い化粧施すCity
いつかのSingle bed
孤独と寄り添うJingle bells
出典: DOWN/作詞:VIGORMAN・WILYWNKA 作曲:GeG
いつもの見慣れた風景が、銀世界のようになりました。
それがわかる歌詞が、1〜2行目の部分です。
3行目の歌詞を読み取ると、シングルベッドは過去を意味しているのでしょう。
そして4行目の歌詞で、その頃はひとりでクリスマスを過ごしたのだと表現されています。
そのため、この部分は今の状況ではなく過去を表しているようです。
君に会えたら
これから
今にも未来が待ってる 南の空に浮かんでる
出典: DOWN/作詞:VIGORMAN・WILYWNKA 作曲:GeG
このシーンは、現状ではなくこれから先のことを表現しています。
これから先とは君がいる未来のことです。
そんな未来を夢に見ているということでしょう。
また、この歌詞部分に出てくる方角には君との思い出が含まれています。
温かい場所のような雰囲気があるので、心まで温かくなるような意味も含まれているのでしょう。
競争するように
あの星くずは砂時計
時の流れが不安とRace
出典: DOWN/作詞:VIGORMAN・WILYWNKA 作曲:GeG
サラサラとしていて留まっていてくれず、どんどん流されて移り変わっていく。
このシーンでは気持ちの変化を時間の経過に例えています。
1行目の意味は、気持ちが落ちていく様子を表しているのでしょう。
そして2行目の歌詞は、時間が経過するにつれて嫌な気持ちが膨れ上がるということを表しています。
まるで競争するかのように、立ち止まることなく進んでいく。
この場面では、このような意味を読み取ることができます。
修復は不可能?
残り時間を指すように
ここにいたあの夏の日は落ちて
下に溜まりだしてる 雪溶け固まり始める
出典: DOWN/作詞:VIGORMAN・WILYWNKA 作曲:GeG
君との日々が思い出に変わってしまった。
このシーンでは、このような意味を読み取ることができます。
1~2行目の歌詞でわかることは、あの熱かった日常が無くなっていくということです。
また、この楽曲の主人公は過去のことをずっと引きずっている状態が続いています。
そして3行目の歌詞を読み解くと、関係の修復は不可能なのかもしれません。
その理由は、君との日々が思い出になったからです。
今まではその日々が毎日続くものだったので、思い出というより日常であり君でいっぱいの状態だった。
しかし、君がいないのでその状態はキープできず、徐々に違う記憶が蓄積されてしまったのです。