GFRIEND【FLOWER】MVを徹底解説！華麗な花のように舞い踊るメンバーに注目してみよう♪

Cメロからラストのサビ前で描かれるのは、花を握りつぶすという衝撃的な光景だけではありません。

パールのアクセサリーをじっと見つめたり、ろうそくの炎が消える様子も映し出されます。

手にしていた花をテーブルに戻す仕草もありました。

これらはどんな意味が込められているのでしょうか。

花をテーブルに戻したとき、そこには他にも沢山の花がありました。

同じ色・種類の花もあり、位置を入れ替えれば自分が持っていた花は見分けがつかなくなるでしょう。

だからこそテーブルに戻したのではないでしょうか。

他に紛れてしまうような女性にはなりたくないという気持ちを表現しているのです。

枯れた花については分かりやすいですね。

みずみずしさを失うぐらいなら、いっそいなくなったほうがマシという強い思いを感じます。

いつでも強く華やかに咲き誇る花でいたいのです。

女性はいくつになっても身なりを整え、誰にでも「美しい」と思われたいもの。

花を潰すというのは残酷な描写ですが、それが女性の「当たり前」なのかもしれません。

パールのアクセサリーを手に、さして興味がなさそうな表情を浮かべています。

何となく華やかに見えるからといって手にとったパールも、それ自体が輝くわけではないのです。

それを輝かせるかどうかは自分自身の魅力が左右します。

それに気付いた瞬間なのかもしれませんね。

ワインレッドの花を持つオムジの頭上から、真紅の花びらが降ってきます。

どちらの花が色鮮やかかといえば、真っ赤な花びらです。

しかし彼女は赤い花びらを吐息で吹き飛ばしました。

どんなに色鮮やかだとしても、散ってしまえばもはやそれは花ではありません。

例えくすんだ色をしていても、幾重にも花びらを重ねて可憐に咲いている花のほうが美しいのです。

本当の美しさを知っている女性の「余裕」が感じられる映像、ため息が出ます。

ろうそくの炎に囲まれていたイェリンですが、サビの直前にその火が消えてしまいました。

それでも笑顔を崩さない彼女。

これは先程ご紹介した「星のような輝き」に通じています。

例え炎が消えて部屋の中が真っ暗になっても、彼女たちは動揺しません。

自らを光り輝かせる力を持っているのです。

花のように舞い踊るメンバーから目が話せない「FLOWER」。

女性は彼女たちの愛らしさに憧れ、男性は女性の秘めたる強さに圧倒されることでしょう。

今回ご紹介した解説ポイント以外にも、まだまだ意味深なシーンが沢山あります。

皆さんなりの「FLOWER」をぜひ読み解いてみてくださいね。

OTOKAKEでは他にもGFRIENDの記事を多数掲載しています。

その中からオススメを2つご紹介しましょう！

まずは「SUNRISE」のMV解説記事。

ダンスの細かな動きひとつひとつにも意味が隠されているようです。

そしてこちらは「Memoria」の歌詞解説記事です。

例え心が離れても、一緒にいたときの記憶は失くさないで欲しい。

そんな切ない願いが込められた歌詞をぜひご堪能ください。