【戻らないラブストーリー。/Sonar Pocket】胸が痛くなる歌詞に涙が止まらない！PVあり

Sonar Pocketといえば胸がときめくような純愛系ラブソングのイメージが強いですよね。

しかし幸せな歌ばかりではないのも彼らの魅力のひとつです。

その中でも涙なしでは聴けない泣けるラブソング『戻らないラブストーリー。』を紹介します。

『戻らないラブストーリー。』はシングル曲として初めて失恋がテーマになっています。

さらに歌詞全てを女性目線で綴った歌としても初の試みです。

女性ファンの多いSonar Pocketですが、これまで女性視点の歌はなかったとは意外な事実ですね。

それではどんな歌なのか、早速ですがご覧ください！

ピアノの旋律が悲しみを誘うミドルテンポのナンバーです。

ふたりで過ごした楽しい時間、少しずつ歯車が狂いそして離別するシーンが交互に差し込まれます。

思わず実体験と重ねてしまうMVですね。

男女の出会いはいつだって偶然の積み重ねです。

たまたま同じ学校だったから。

たまたま同じタイミングでフリーだったから。

たまたま同じ音楽が好きだったから……。

そんないくつもの「たまたま」が他の誰かより多かったから始まる恋愛は少なくありません。

それゆえ、ほんの些細なすれ違いや不運な偶然でもろく崩れてしまうのも恋愛です。

「もしもあの頃に戻れたら…」の部分から、ふたりの関係が想像できます。

恐らく一度付き合ったものの別れてしまったのでしょう。

なのにどうして「誰より早く好きになっていれたら」なのでしょうか？

もしかすると「あなた」には過去に付き合っていた他の女性がいたのかもしれません。

過去の恋人というのはどんな別れ方をしていても多少は美化されてしまうものです。

初恋が忘れられなくて……、元カノにまだ未練があって……。

「あなた」の中に過去という思い出に守られた恋敵の存在が見え隠れしているようです。

恋敵が美化されてしまっていては戦ってもしょうがありません。

たまたまその人たちよりも出会いが遅かったことを悲しむしかない。

そんな主人公の苦しい胸の内が吐露されているような歌詞です。

 ふたりが別れを決断するまでの間に様々な気持ちのぶつけ合いがあったはずです。

それでも別れなければならなかったということは、結局過去には敵わなかったということ。

きっとこれはどちらも悪くないのです。

付き合いたての頃は、1日に何通だってLINEを交わせます。

ほんの数十秒しか話せないことが分かっていても電話で声を聞きたくなります。

でもそれが重荷に感じてしまった瞬間が終わりの始まりなのかもしれません。

何のかんのと理由をつけてレスポンスが少なくなり、傷つけないための嘘をつく。

優しい嘘のつもりがそのうち本当になってしまったりして……。

気付いた時にはお互い、もう後戻りができなくなってしまいます。