さらに、2012年10月10日にはアルバム「変身」をリリースしました。
ここでは、3ピースバンドから2ピースバンドになったことで、音数が減ってもチャットモンチーらしい音楽を追求していくという壁にぶち当たったはずです。
また、それぞれが今まで担当してこなかった楽器も担当しながら、どんな風に音楽を届けていくか模索していた時代です。
この時代は、まさに「変身」の時代だと言えるでしょう。
たとえメンバーが2人でも続けていくという決意と希望に満ち溢れている音楽が特徴的な時代になっています。
そこからまたチャットモンチーは変遷を遂げていきます。
大人青春時代
そして、2014年の夏頃からサポートメンバーが頻繁に参加するようになります。
また、このサポートメンバーはグループ化され、名前が付けられました。
その名前は「男陣」と「乙女団」です。
メンバーは以下の通りです。
「男陣」(2014年8月~2016年3月)
下村亮介:Key./Pf./Gt.
恒岡章:Dr.
「乙女団」(2015年1月~2016年3月)
世武裕子:Pf./Syn./Cho.
北野愛子:Dr.
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%BC
2人になったことで多彩な楽器を扱えるようになり、多彩な楽曲が増えたチャットモンチー。
そこにさらに、様々な楽器の扱えるサポートメンバーが加わったことで、楽曲の幅がグッと広がりました。
サポートメンバーを携え、2015年5月13日には6枚目のアルバムである「共鳴」がリリースされました。
そして、ついに2015年にデビュー10周年を迎えます。
ここで自身2度目の公演となる武道館でのライブ「チャットモンチーのすごい10周年 in 日本武道館!!!!」を開催し、その勢いは留まることを知らず、さらなる音楽の高みへと歩を進めていくことになるのです。
メカニカル時代
そして、2016年にさらなる「変身」を遂げます。
そのきっかけとなったのが2016年9月10日、岐阜県で行なわれた「中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2016」というライブです。
完全にソーラーエネルギーのみを使用して運営されているフェスであり、そのライブにチャットモンチーはまた新しい姿で出演を果たしたのです。
ステージに立ったのは、メンバー2人のみ。
ここまでだと、以前の体制と変わりませんが、なんとそこにさらに打ち込みの音源を加えたのです。
その名も「チャットモンチー・メカ」。
マイナーチェンジしたように見せかけ、また新しい境地を見出したのです。
そして、2016年11月30日には、18枚目のシングルとして「majority blues/消えない星」をリリースしました。
その後、2017年4月5日に現在の最新シングルである「Magical Fiction」をリリースし、現在に至ります。
元メンバーや他のミュージシャンも激励
この解散に際して、ファンはもちろんのこと元メンバーである高橋や他のミュージシャンも反応を示しています。