「Rhythmic Toy World」 というバンド

【描いた日々に/Rhythmic Toy World】社会人の胸に沁みる?!共感の声多数の歌詞がイイの画像

2009年に活動を開始した4人組ロックバンドRhythmic Toy World」。

通称、「リズミック」。

凛としたボーカルと、アップテンポでライブライクなロックナンバーを多く持つバンドです。

アニメ主題歌としてもいくつかの楽曲が起用されており、邦楽ロックファン以外にも知名度を高めている注目バンドです。

「描いた日々に」

今回ご紹介するのは、「描いた日々に」というちょっぴり切ないロックナンバーです。

Rhythmic Toy Worldといえば、激しくてアップテンポでゴリゴリのロック!な楽曲が多いイメージがあると思います。

しかし、今回のナンバーはそんなイメージを覆す一曲となっています。

「夢」とか「理想」とか、正直、使い古されたテーマかもしれません。

でも、きっと誰もが持ち合わせていながら言葉に出来ないような苦しい心情を、誰にでも伝わるストレートな歌詞でリスナーにぶつけてきます。

タイトルにもありますが、まさに”社会人”にこそ聴いてほしい。

日常に追われて疲れてしまった人にこそ聴いてほしい、応援ソングだと筆者は思います。

読者の方の中には、社会人の方もいらっしゃれば、就職活動の学生さんも多いかと思います。

就職活動って、結構しんどいですよね。

自己分析とか自己PRとか、企業や仕事に対しての考えも深めていかなければいけない反面、自分と向き合う時間がとっても長くなる時期でもあると思います。

向き合わざるを得ない、と言った方が良いでしょうか。

自分は何ができるのか、何が好きなのか。企業で何ができるのか、何に挑戦したいのか。自分はどんな人間なのか、どう生きたいのか。

就職活動中であれば尚、こういったことを考える機会も多いですよね。

そうやって自分の内面と向き合うほど、現実と理想のギャップに悩んだり、落ち込んだりしてしまうこともあると思います。

筆者も就活生なので(現在進行形だったりします(笑))、正直しんどいなー!って思うことがたくさんあります。

そんなとき、この曲を聴いてほしいと強く思います。

夢や理想を追うのって、不安もたくさんあるし、実際とても怖いことですよね。

この曲を聴いたら悩みが解決する!とか、就活がうまくいく!とか、そんなことは筆者は言えません。

でも、自分の心と向き合うとき、ぜひこの曲と一緒に……。きっと、もう少し頑張る力を与えてくれるはずです。

MVを見てみましょう♪

まず、印象的なのがこの女性ですよね。

筆者は最初気付かなかったのですが、この女性……そう、最近何かと話題の女優、「吉岡里帆」さんです♪

だいぶ印象が変わったような……?このMVでは、とっても素朴で純粋なキャラクターを演じています。

歌詞も相まって、胸がきゅっとなるようなストーリーとなっているこのMV

まずは歌詞を気にせず、映像だけを楽しんでみてください。

どんな心境なのかな、どんなストーリーなのかな、と想像しながら見てほしいです。

そして2回目は、よーく歌詞を聴きながら。そうすると、より曲の良さが染みてくると思います♪

この動画もあわせてチェックしてほしい!

こちらは、2014年6月に所沢駅内にて行われた「とこてらすLIVE」の映像です。

Rhythmic Toy Worldは、張りのある凛としたボーカルが魅力のひとつです。

この映像はアコースティックアレンジですが、その凛とした声は変わらずですよね。

むしろ、ギターサウンドがアコースティックでシンプルになった分、情緒たっぷりに歌い上げるボーカルがより際立っているように感じられます。

筆者はアコースティックアレンジが大好きなので、この映像はイチオシなんです。

いつか音源化されないかと首を長ーくして待つ日々です……。

収録情報はこちら。

「描いた日々に」は、2013年11月にリリースされたミニアルバムオリンポスノフモトニテ』に収録されています。

収録曲は7曲なのですが、個人的にはフルアルバム並みに満足度の高い1枚だと思います。

余談ではありますが、こちら、筆者が一番好きなアルバムなんです……(笑)

Rhythmic Toy Worldのアルバムは初期の頃のものから大抵は持っているのですが、この1枚がほんっとにイイんです!

「オススメは何?」と聞かれたら、迷わずこの1枚を推します★

オリンポスノフモトニテ
Rhythmic Toy World
STROKE RECORDS
販売価格 ¥1,555(2018年4月24日19時52分時点の価格)
売上げランキング: 49519

歌詞に注目!

与えられた役目をひたすらにこなす世界

当たり前の毎日が遠く遠くなっていく
いつだってここに立ってたいのに
思い描いた夢にガムシャラに走り続けたあの日の僕が
与えられた役目をひたすらにこなす世界だ

出典: 描いた日々に/作詞:内田直孝 :作曲内田直孝

”夢を叶える、叶えられる”。

そう信じて疑わなかった日々が、過去にはありました。

大人になっても、どれだけ時間が経ってもこの気持ちは変わらないと思っていたはずなのに。

気がついたら、そんな日々とはずっと離れた所に来てしまっていました。

夢を叶えようと一生懸命だったはずなのに、いまは、与えられた仕事をこなすので精一杯の毎日です。

”僕じゃなきゃいけない理由”なんかない。

僕じゃなきゃいけない理由なんて無い
抱えたモノ押し殺して生きるのはもうヤメにしないか

出典: 描いた日々に/作詞:内田直孝 :作曲内田直孝