ルールばかりの世界
笑えないよ君の顔は 最低のPOOPじゃん。
そこら中にいるよ君は まるでただのTOILETじゃん↓
君のパパも会社では 所詮ただのDOGじゃん?
知らないって? 知れば分かる It’s A Whole World
下らないね つまらないね It’s A Whole World
何も無いね それが全て It’s A Fuckin’ Whole World
出典: It's A Whole World/作詞:そーいち 作曲:そーいち
主人公が自由を手にすることを諦めている理由は、この歌詞にあります。
日本人は礼儀正しいといわれますが、その一方で規律を重んじる風潮も。
少しずつ変わってきてますが、学校にはブラック校則と呼ばれる校則もあります。
生まれつき茶髪なのに、黒に染めるように強要されたという話を聞いたことがある人もいるでしょう。
主人公はそんな世界に、落胆しているのかもしれません。
自由に生きたくても、規律が邪魔をするのです。
みんなと同じであることを求められ、他と違う行動を取ると「悪い子」と言われてしまいます。
家の中では偉そうにしている父親だって、会社ではペコペコしている。
ルールで縛られた世界はつまらなく、楽しみもありません。
しかしそれでも、「悪い子」と言われないようにするためには我慢するしかないのです。
主人公が「いい子」でいないといけないのは、規律で縛られた世界で生きるためだと考えることができます。
自由に生きることの難しさ
この楽曲を通してそーいちは、自由に生きることの難しさを伝えたかったのではないでしょうか。
ある程度の規律がないと、世界は無法地帯となってしまいます。
しかし規律ばかりだと自由が奪われ、自分の好きなこともできなくなってしまうのです。
規律も大事だけど、もっと柔軟にいこうよ。
この楽曲にはそんなメッセージが込められていると考えることができます。
ボカロ曲はメッセージ性が強いのが特徴です。
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