Bメロでは、Aメロで感じていた期待感がさらにふくらんでいきます。

変わらない日々のトビラを開け
光の向こうまで
Right now はじまりの一歩

出典: SHINY DAYS/作詞:永塚健登 作曲:新田目翔

毎日大きな変化があるわけではないけれど、その積み重ねで先まで行くことができる。

だからこそ扉を開け、外に踏み出そう。

そんな気持ちが伝わってくるフレーズです。

ここでいう「トビラ」には2通りの意味があると思います。

ひとつは、家や部屋などの物理的な扉。

もうひとつは、自分の心の中にある外との隔たりなどの、概念的な扉。

どちらの扉も開いて自分を解放しよう、という前向きな気持ちが込められているのではないでしょうか。

新しい世界に飛び出していく様子が伝わるサビ

サビの部分では弾むようなメロディとともに、外に飛び出していく姿が目に浮かびます。

SHINY DAYS!! あたらしい風
はずむようなステップ踏んでGo my way
Can you feel? 透き通る空
胸騒ぎが連れていくBrand-new world
Listen to the melody
遠く口笛 響かせたら
飛び出そう 未来ヘ

出典: SHINY DAYS/作詞:永塚健登 作曲:新田目翔

タイトルにもなっている「SHINY DAYS」は、直訳すると「輝く日々」という意味。

陽ざしがキラキラと輝いている天気のいい日が想像できます。

それだけでなく、気持ちも明るく輝いている日、という意味にも受け取れそうです。

天気がいいと、心もなんだかウキウキしてきますよね。

まだ感じたことのない新鮮な空気の中で、新しい世界に向かって飛び出していく様子が目に浮かびます。

「you」という単語があるので、きっと誰かと一緒に出かけているのでしょう。

自分一人ではなく、誰かと一緒に音楽を聴いたり口笛を吹いたりして楽しんでいる。

そんな景色が伝わってくるサビです。

少し勇気を出して前に進もうとする2番

2番では、1番に比べて勇気を出して前に進もうとする様子が表れています。

ほら見上げたら Cloudless sky
So happy 空気 いっぱいに吸って
当たり前の小さなキセキを
One by one まっすぐ 噛みしめてる

少しの勇気がきっかけで
動き出す世界
All right どこへでも行ける

出典: SHINY DAYS/作詞:永塚健登 作曲:新田目翔

「Cloudless sky」は、雲一つない空、という意味。

もしかしたら、1番で描かれた景色よりも晴天なのかもしれません。

しかし歌詞には「噛みしめる」という言葉も使われていて、1番よりも実感がこもっています。

きっとこの曲の主人公は不安を抱えながらも、勇気を出して踏み出したのでしょう。

そうすることで見つけることのできたものを、しみじみと噛みしめているのです。

これからも勇気を出せばどこにだって進んでいける、という自信を得られたのだと思います。

思い出を積み重ね前に進んでいく

2番のサビでは、1番よりもさらに前に進もうとする姿が見えてきます。

SHINY DAYS!! どこまでも前へ
好きな歌口ずさんで Feel so good
Can you see? きらめいたHeaven
向かい風が運んでいくBrand-new mind
Please save your memories
重ねていく 夢と共に
踏み出そう 未来ヘ

出典: SHINY DAYS/作詞:永塚健登 作曲:新田目翔

「向かい風」という言葉は、普通は逆境など苦しいものを想像させます。

しかしこの曲の中では、向かい風は自分に力を与えてくれるもの。

真新しい心を運んできてくれる味方のように描かれています。

たくさんの思い出を積み重ねて未来に向かっていく姿も伝わってきますね。

自然体で生きていこうと思えるCメロ

前に進む、というと力が入ってしまいそうです。

しかし「SHINY DAYS」では、そんなに堅苦しく考えなくてもいいんです。