そんな情動的な歌詞を歌う彼らですが、押韻の気持ちよさメロディーとしての歌詞の気持ちよさも随一です。

血と涙と汗が混じり合っていた

出典: 銀河高速/作詞:ムツムロアキラ 作曲:ハンブレッダーズ

何度も歌詞に登場する、パンチラインのようなこの一節。

渦中の混沌を表す優れたセンテンスです。

その混沌は、まるで早いペースで切り替わるMVのよう。

さまざまな想いが混じり合う映像にぴったりの言葉ではないでしょうか。

いつからか遊びがマジになっていた

出典: 銀河高速/作詞:ムツムロアキラ 作曲:ハンブレッダーズ

バンドとして演奏し続けてきた心情の変化を描いている部分です。

先ほどの歌詞と比べてみると、文字数や韻が一致しています。

これだけ気持ちを乗せた歌詞で、押韻が対応していくところが素晴らしいですね。

真摯なバンド楽曲構成のロックンロールで表舞台に立つということ。

それは、気持ちをまっすぐに伝えるだけでなく、歌として気持ちよく聴かせるというテクニックが必要不可欠です。

ハンブレッダーズは、作詞のテクニカルな部分をいともたやすく操っています。

「詩」ではなく「歌詞」として感情を伝えるバンドとして若手No.1の実力を持っているのではないでしょうか。

おわりに

ハンブレッダーズ【銀河高速】MVの内容を徹底解説!ライブツアーの映像が満載!彼らの軌跡を目撃しようの画像

さて、ハンブレッダーズの【銀河高速】について徹底解説してまいりました。

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