愛で全てを包み込む
素直な気持ちを持って
あの子が付けたKissmarkがドレスコード
てんとう虫が寝癖の先っちょ
指に光をためて撃つ 心臓
意地張っても寒いだけさ
愛してるは まだ言わないで
それに代わるPhraseが欲しくて
ほっぺにチューより Love my tune
皆歌い出す Hug Hug Hug!!
出典: Hug feat. kojikoji(Album ver.)/作詞:空音 作曲:空音
1~3行目の歌詞からは、相手を縛り付けるほど、打ち抜くほどの強い愛を感じます。
そして後半の歌詞からは、繊細な恋心や、素直な気持ちを伝えてほしいという想いを感じられます。
一貫して”愛”を感じられますが、その感じ方や捉え方は人それぞれ、ということを伝えたいのでしょうか。
8行目のフレーズからは、殺伐とした地球に素敵な音楽が広がって、みんなで愛を唱える様子が想像できます。
地球も宇宙も関係ない
深夜のバス停 時刻表には無い
“それ”に乗ったら 直ちにFly
音楽に宇宙も関係はない
たださ 愛の力で救いたいのさ
真面目に生きてきただけなのに
あの子からすりゃ悪者扱い
不完全な音を組み立てていく
エイリアンの脳にこれを搭載
出典: Hug feat. kojikoji(Album ver.)/作詞:空音 作曲:空音
1~2行目の歌詞では、空を飛ぶ”何か”に乗って出発する様子が描かれているようです。
音楽の力・愛の力で世界が1つになり、人々は特別な力を手に入れたのかもしれません。
そして、空飛ぶ”何か”に乗って、宇宙へも飛んでいける手段を得たのでしょう。
そこには、愛があれば宇宙も地球も関係ない、そんな意味が込められているのでしょうか。
一方5~8行目の歌詞からは、現代社会に通ずる考え方が読み取れます。
一生懸命生きているのに、誹謗中傷されたり、心ない言葉を浴びせられたり…。
”感情の無いエイリアン”とは、”愛や思いやりに欠ける人”を表しているのかもしれません。
そして”ギターを持つ少女”は、そんな人たちを優しく包み込む”音楽”そのものなのかもしれません。
別れの時に
てっきり 鉄筋コンクリートのようかと
思っていたけれど
君たちもその気になれば
地球の事だって愛せるはずなの もう
こっちの世界に住んでしまえばいいのに
本当 いっその事
そうか そうだよな 帰ってしまうよな
その前にこの曲を お土産に
出典: Hug feat. kojikoji(Album ver.)/作詞:空音 作曲:空音
どうやらエイリアンたちは、地球を出て惑星へ帰るようです。
音楽や愛の力によって、エイリアンたちも少しずつ感情を取り戻しているのかもしれません。
このパートでは、以前は抵抗があった”彼ら”に対して、愛をもって受け入れる姿勢も感じられます。
”感情を失ったエイリアンのような人たち”に対して、優しくなることができたのかもしれません。
そして、音楽や愛を知って、自身の考えも大きく変わった、ということなのでしょうか。
エイリアンを見送る描写が描かれていて、空音さんの優しさが感じられます。
最後に
大きな”愛”が込められた素敵な楽曲
『Hug feat.kojikoji』は、ファンタジックな世界観の中に、大きな愛が溢れる楽曲でした。
エイリアンによる地球侵略という設定も面白く、『エイリアンズ』との繋がりもおしゃれです。
そして、改めて楽曲のタイトルであるHug、”抱擁”の意味を考えるとじんわりと温かな気持ちになりました。
もし感情を失ったエイリアンたちが心の中を侵略してきたとしても、大きな愛で包み込もう。
全体を通して、そのような素敵なメッセージが込められているようです。
また、”ギターを持つ少女”のように、空音さんとkojikojiさんの歌声には人の心を癒す力があるように感じます。
いつでも大きな愛をもって、穏やかな心で毎日を過ごしたいものです。
こちらもチェック!
空音さんとkojikojiさんが歌う『Girl feat. kojikoji』もおすすめですので、ぜひ聴いてみてください。
女性の複雑な恋心や、コミカルな演出が面白い素敵な楽曲で、歌詞の内容に共感する女性も多いようです。
男女のすれ違いや、可愛らしい乙女心が感じられる歌詞にも注目ですよ。
こちらの楽曲も相性抜群のハーモニーで、「2人のコラボレーション=神曲!」という声があがるほどです。
アニメーションビデオも可愛らしく、最後の電話の会話が印象的で思わず笑ってしまいました。
楽曲のふんわりとした世界に包まれていると、心から癒されます。