MVの中ではクルーザーで風を感じながら黄昏ているシーンなど、大人っぽい表情を浮かべる姿が印象的です。

しかし中にはメンバー達がセルフでカメラを回しながらはしゃぐシーンなど、かわいらしさが感じられる部分も。

彼らの夏を満喫している姿をみると、我々視聴者も楽しくなりますよね。

グループ初の海外ロケ

実はこのMVは、タイで人気の観光名所であるパタヤビーチや、タイの首都バンコクで撮影されたもの。

確かにMVの中には異国情緒溢れるような海辺や、日本の街中では見かけないような乗り物も登場します。

こういった非日常的な空間で撮影をすることで、より夏を感じられる情景になっていると感じました。

MV撮影での海外ロケは、グループ初の試み。“初の夏うた”で“初の海外ロケ”という“初めて尽くし”のこの楽曲

こういったところも“今までにはないマジプリ”と言われる所以なのかもしれません。

少し大人になった彼らのカッコよさとあどけなさ

【SUMMER LOVE/MAG!C☆PRINCE】◯◯なラブソング?MVから垣間見られる魅力を紹介の画像

マジプリのキャッチフレーズである“息子にしたいイケメンボーイズ”。

2015年のデビュー当初の平均年齢19

最年少メンバーであり同じ誕生日でもある西岡健吾さんと阿部周平さんは、当時なんと17歳でした。

そんな彼らも2018年現在では既に全員が成人を迎え、文字通り“大人”の仲間入りをしました。

そしてこのMVでは、成長した彼らの大人の魅力も詰まっています。

特にクルーザーに乗っているシーンではクールでカッコいい彼らをみることができます。

こういった箇所でも新しい彼らの一面発見することができますよね。

また今作の初回限定盤のジャケット写真にも、少し大人になったメンバーの魅力が詰まっています。

そのため“マジプリを息子にしたい世代”にも刺さるようなカッコよさが出ているのではないでしょうか。

ただMVの中では素の表情ではしゃぐ姿もみられますし、純粋に撮影の雰囲気を楽しんでいる様子が窺えます。

こういった部分はやはり“息子にしたい”と思えるような、かわいらしさのひとつなのかもしれません。

そして、このようなギャップに弱い女子も少なくないのではないでしょうか?

夏は恋の季節!歌詞で読み解く男心

では、ここで歌詞を見ていきましょう。

ほら ジッとしてないでStand up
砂浜へHurry up
キミと太陽に 溶かされないように走るよ

灼熱のSummer dance
汗ばむ肌 胸アツさ
見逃さないOne chance
今だけは 空も風も海も
時よ止まれ

出典: SUMMER LOVE/歌詞:ワイルドアニマルズ 作曲:ワイルドアニマルズ

ちょっぴりキザな言い回しが特徴!?

「SUMMER LOVE」の歌詞には、少しキザな言い回しが多いように感じました。

例えば「キミと太陽に溶かされないように走るよ」や「汗ばむ肌胸アツさ」という部分。

また、曲の後半には「キミとの運命感じてるよ」というフレーズも出てきます。

これらのセリフは若者ではなく、少しキザで大人な男性が言いそうなセリフですよね。

しかしこういったフレーズを若さや爽やかさをもつ彼らが歌うことで絶妙なバランスが取れ、ナチュラルなフレーズに聴こえます。

また歌詞の中で英単語が多く散りばめられていますが、こういった手法は一歩間違えれば少しダサく聞こえてしまう場合があります。

しかしこの曲中では夏らしさを感じるように、敢えてベタな言い回しをしているようにも思えます。

キュンとくるフレーズも

今だけは空も風も海も時よ止まれ」というフレーズは“ずっとこの子のそばにいたい”という気持ちが伝わってきます。

こういったストレートな想いを聞くと思わずキュンときちゃいますよね。

このフレーズは少し背伸びをしたような歌詞の後に歌われています。

こうした“キザさ”と“まっすぐさ”を入れ込むことで、若々しさと恋に対する純粋さを感じることができるのかもしれません。

一貫して感じられるのは、ストレートな恋心

この夏の恋 波に揺れて光るShining
去年より キミのとなり 近づきたい Yeah Yeah
そうさ僕らは また少し大人になって
この想い あの空に 打ち上げろ
Oh サマラブ

出典: SUMMER LOVE/歌詞:ワイルドアニマルズ 作曲:ワイルドアニマルズ

「SUMMER LOVE」の歌詞を読んで一貫して感じられるのは、女の子に対するストレートな恋心

前述にあったフレーズでもそうですが、上記にあるフレーズにも素直な気持ちが描かれています。

こういった歌詞には若さと初々しさが感じられますよね。

特に初々しさを感じたのは「去年よりキミのとなり近づきたい」というフレーズ。

この箇所にキュンとした女子は少なくないのでは!?

言葉遊びのような歌詞にも注目

上記にある「この想いあの空に打ち上げろ」という部分にご注目。

この部分は夏の定番である打ち上げ花火に掛けた歌詞になっているのだと推測できます。

しかしこのフレーズは「相手に想いを打ち明ける」という意味にも掛かっていると感じました。

あくまで憶測ではありますが、こういった言葉遊びのようなフレーズが散りばめられているのもこの曲の魅力のひとつです。