ゲスの極み乙女。【蜜と遠吠え】歌詞の意味を解釈！なぜさよならを繰り返す？僕とあなたの関係性に迫る

主人公の日常は平穏とはいえません。

全くその逆で戦いの毎日なのだと推測できます。

心休まる時がほとんどない辛い暮らしのよう。

でもそんな中でも少しだけのご褒美があればパワーに繋がるのです。

それがたとえ闇の力で与えられたものであったとしても関係ありません。

主人公にとってのご褒美とは一体何なのでしょう。

ここでは愛情ととることができます。

ギスギスした毎日の中で少しの愛があれば頑張っていけるのは主人公だけではないでしょう。

現代社会を反映している描写とも深読みすることができます。

たとえそれがどんな形の愛情であったとしても飢えている人にはかけがえのないものなのです。

だから主人公は必死になって掬い出そうとしています。

結局のところこの2人は両思いなのか片思いなのか良く分かりません。

きっと両片思いなのでしょう。

お互いに「自分のことなど好きではない。」と思っていたのは確かなようです。

それでもかすかに期待する部分もあったのでしょう。

でもやっぱり思い込みだった可能性もあります。

痛い思いをしているあの人を見て危うさを感じ、主人公は掴んだ手を緩めるのです。

すれ違いということでしょうか。

2人の心はうまく噛み合っていないようです。

どちらかが歩み寄れば気持ちが通じたのかもしれません。

ですがそううまくは行かなかったようです。

素直になれない2人がいます。

意地悪とも取れるようなやり取りを通してお互いに傷付け合ってしまうのです。

せっかく会えたのにどうして素直な気持ちを表現できないのでしょうか。

つまらない意地を張るとロクなことにはなりません。

結局のところ2人はうまく行かなかったようです。

今までのやり取りは無駄ではなかったと主人公はいっています。

本心なのでしょうか。

お互いもう1歩踏み込むことができたらまた違う未来が待っていたかもしれません。

ですが過ぎ去った過去のことをどんなに後悔しても変えることはできないのです。

2人が明確に別れてしまったということは書かれていませんが、お世辞にもうまくいったとは思えません。

素直になれなかった2人の未熟さが浮き彫りになっています。

「蜜と遠吠え」は「テイルズオブクレストリア」の世界観と合わせて見るのがオススメです。

ゲームをプレイしてから聴くとより心に染み込んでくることでしょう。

設定が切なめなので楽曲のテイストともぴったりマッチしています。

求め続けたあの人との再会。

そして別れ…。

ゲームでも描かれているもどかしさを感じます。

遊べて尚且つテーマ曲も楽しめるなんて一石二鳥です。

これはプレイしないのはもったいないのではないでしょうか。

曲の前半はあの人への熱い思いを語っていますが、なぜか後半になると素直になれていません。

せっかくの再会の機会を活かすことのできない主人公がいます。

あれだけ好きな人なのになぜ素直になれなかったのでしょうか。

好きすぎるからなのかもしれません。

ですが変な意地を張ってチャンスを逃してしまうのはあまりにも残念です。

恋をするとこのようなことは起こりがちですが、それでうまく行かなくなってしまってはもったいないのでは？

やはり素直になることが1番です。

恥ずかしくても勇気を出して気持ちを打ち明ければきっと受け入れてもらえるでしょう。

恋心は人間の感情の中でも最もコントロールするのが難しいといいます。

だからつい、自分でも意図していないところで意地を張ってしまうのかもしれません。

せっかく出会えた最愛の相手と幸せになるには少しの勇気と思い切りが必要です。

主人公のようになってしまわないよう、好きな相手には素直な自分を見せて行きましょう。

なぜ曲中で別れを繰り返すのかといえば本心がいえないからだと読み解くことができます。