【玉置成実/Believe】歌詞の意味を解釈！ガンダムの世界観はどこまで出てる？アニメ動画も見たい！

主人公は脳内で星空の美しさまで思い出せるほど、記憶しているんです。

たとえ、お互いの立場や仲が今は交わることがなくても、思い出の良さまでは消えたりはしていません。

肉体的な距離や心の距離が離れていても、主人公は思い出を心の支えにしています。

そう、口笛で一緒に吹いたあの唄もフレーズをしっかり覚えています。

主人公にとって「君」との思い出の大切さが伝わります。

いつか「君」の隣にいることだけが、ただ一つの主人公の目標なのかもしれません。

同じ目標を違う手段でかなえようとする「君」と「僕」。

2人が今は離れ離れでも、平和になれば、きっともう一度あの場所で再会できるはず…

「意味があるのなら」

という投げかけには少し不安も感じられませんか？

キーも下がっていくので、余計頼りなげに聞こえます。

「争いを終わらせるための争い」

これほど矛盾のあるものはありません。

果たして、平和が訪れる時はあるのだろうか…

したくもない戦いを続ける日々。

「きっと」と自分に言い聞かせてはいるものの、戦場は常に死と隣り合わせ。

もしかして、志半ばで倒れてしまうかもしれない。

そんな不安を含んでいると思います。

ラストの大サビの歌詞です。

主人公が探していた言葉は見つかったようです。

「もう一度あの場所で　君の隣にいよう」

どんなに離れていても「君」への気持ちは変わらないよ。

そんなシンプルなメッセージでした。

男女の関係を描いてはいるのですが、友情にも当てはめることができる歌詞です。

作中で敵同士として出会っても、変わらない友情を確認したキラとアスランの関係性。

友情というのは愛情と紙一重だと思います。

きっと、「大好きだから」という理由で、幼い頃に友人と「結婚する！」と言っていた方もいるでしょう。

「大好きだから、一緒にいたい」

それは友情も愛情も同じだと思います。

大人になると「大好き」にも種類が増える、ただそれだけなのかもしれませんね。

『機動戦士ガンダムSEED』という作品の世界観を見事に表している歌詞でした。

どうして、大好きな相手同士なのに戦わなければいけないのでしょう。

そんな切ない想いが詰まった名曲です。

同じく『ガンダム』シリーズの主題歌をまとめた記事を集めてみました。

OPやED映像と合わせて聴くと、もっと好きになりますよ。

では、ここまで読んでくださって、ありがとうございました。