リリース情報

2019年2月にリリース

Aqours【Brightest Melody】歌詞の意味解釈!別れても続く夢とは?輝く情熱を紐解くの画像

【Brightest Melody】は2019年の2月6日にリリースされました。

収録されているのは劇場版挿入歌第3弾としてのトリプルA面シングル

AqoursシングルでトリプルA面というのは、これが初めてのことでした。

同曲と並んで収録されているのは、【Believe again】と【Over The Next Rainbow】の2曲。

いずれも劇場版に関係の深い2曲です。

ファンとしてもこのシングルなしにAqoursは語れないでしょう。

劇場版「ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow」の挿入歌

Aqours【Brightest Melody】歌詞の意味解釈!別れても続く夢とは?輝く情熱を紐解くの画像

同曲は劇場版「ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow」の挿入歌です。

挿入シーンは、「ラブライブ決勝延長戦」のステージ

つまり物語が佳境に入ったところで披露される楽曲なのです。

さらにこの楽曲は、劇中でAqoursとして歌う最後の楽曲でもあります。

明るい曲調ではありますが、その実は「別れ」を刻一刻と迎える楽曲といえるでしょう。

1年生から3年生までが力を合わせて、活躍してきたAquorsの想い出が思い返されますね。

最後のステージを前にして、全力でパフォーマンスを見せるAqours。

劇場版を見ればより一層、この楽曲への思い入れが深まるでしょう。

タイトルの意図

「最も輝く旋律」とは

曲のタイトルについて少々考察します。

タイトルは【Brightest Melody】です。

これは直訳すると、「最も輝く旋律」という意味。

おそらく、この「輝く」という表現は彼女たちそのもののことでしょう。

先ほどもご説明した通り、同曲はラブライブの決勝延長戦で披露されます。

劇中のラブライブで思いがけず予選敗退してしまったライバル、Saint Snow。

そんな衝撃的なライバルの敗退を受けてAqoursはその無念を思いやります。

そしてSaint Snowのために、自主的に決勝延長戦を開催

この決勝延長戦を迎え、劇中のストーリーはクライマックスとなります。

そしてこの楽曲はAqoursとして、9人で歌う最後の曲です。

これは紛れもなく、Aqours史上で最もキラキラと輝くパフォーマンスでしょう。

【君のこころは輝いてるかい?】との関係性

Aqours【Brightest Melody】歌詞の意味解釈!別れても続く夢とは?輝く情熱を紐解くの画像

「輝く」という言葉に関連して、もう1つの楽曲が連想されます。

それは【君のこころは輝いてるかい?】という楽曲。

この楽曲は、Aqoursのデビューシングルです。

疑問形でのタイトルは、誰かに質問するような雰囲気。

これはAqoursの自問自答とも取れます。

アイドルユニットとして駆け出しだった彼女たち

心の底から楽しんで、輝けているだろうか。

そんな疑問を自分たちにぶつけていたのかもしれません。

そして最終的に、彼女たちはとびきり輝けました。

歌詞にもたびたび「心から」というフレーズがあります。

これは彼女たちにもう、迷いがないことを表しているのでしょう。

Aqoursの起点と終点

それが「輝き」という言葉で結ばれていることが分かりますね。

別れの示唆

9人で歌う最後の楽曲

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Ah! どこへ行っても忘れないよ
Brightest Melody
いつまでもここにいたい
みんなの想いは きっとひとつだよ
(ずっと歌おうみんなで!)

出典: Brightest Melody/作詞:畑亜貴 作曲:光増ハジメ(FirstCall)

それでは歌詞を見ていきましょう。

同曲はAqoursが9人揃って歌う最後の楽曲です。

それは曲の冒頭から示唆されています。

この曲が歌い終われば、9人は再び一緒にステージに上がることはありません。

それぞれ、1人1人の道を進んでいくことでしょう。

ちなみに時系列でいえば、3年生組の卒業式は劇場版の公開よりも前に済んでいます。

3年生に至っては、もう今までの制服で会うこともないのです。

歌詞を見ると、当然のように各々がとても寂しい気持ちでいることが分かります。

「このステージが終わらなければいいのに…」

全員が名残惜しい気持ちでいっぱいです。

しかし、9人は長い年月を共にしてきました。

9人で活動した思い出は忘れがたいものなのです。

本音はとても寂しい