未来を切り開く決断
苦痛を乗り越える
今日は辛くて
どうでもよくなっただけ
本当はもう何にも無くしたくないんだ
出典: Over me/作詞:ロザリーナ 作曲:ロザリーナ
心の支えがなく、「大切な人を守るため」という覚悟も揺らいだ今。
自暴自棄な思考が次々とよぎります。
でも、何がどうであれ、もう誰かが犠牲になるのだけは嫌だ。
それだけは確かな思いであると確信しています。
どんなに過酷な運命に心を引き裂かれたとしても進むしかないのです。
悲鳴を上げる心を抱えながら、運命に抗う覚悟を決めたのでしょう。
覚悟を決めた
だから全部全部なくなって
そう願う日もあるけど
でも全部全部大切で
戦うしかないんだ
出典: Over me/作詞:ロザリーナ 作曲:ロザリーナ
サビの最後の歌詞が変わりました。
最初は「戦うことを決断した」というニュアンスでしたが、少し違います。
選択肢は「戦う」の一つしかありません。
様々な葛藤を抱え、「逃げ出したい」とか「すべて投げ出したい」という思いとも向き合ったのでしょう。
でも、自分の弱さすらも受け入れ、戦って未来を切り開くことを心に決めました。
なぜ「運命」や「愛」が歌われている?
物語とのラストへと繋がる
途中でも少し触れましたが、「からくりサーカス」の物語では運命や愛情が深いテーマとなっています。
ロザリーナ自身、この楽曲はあらゆる主人公に置き換えられる歌詞にしたと語っているようです。
その中でも、主人公・勝の想いとのリンクに筆者は感動を覚えました。
勝は物語の途中で想い人を信頼する人物へ譲りました…。
想い人の喪失は心の支えを失うことでしょう。
そして歌詞の主人公は負の感情と向き合い、自分を律しましたね。
この選択が、実は物語のラストへと影響します。
最後に
「Over me」はいかがでしたか?
ロザリーナが真摯に楽曲制作と向かう姿が垣間見える内容でしたね。
物語の世界を引き立てるため、視聴者の感動をより大きくするため、考え抜いた作詞がなされています。
楽曲を通して「からくりサーカス」を知った方は、これを機に全て見てみるのも楽しいかもしれません。
他のクールの主題歌も素敵なアーティストばかりですよ。
オススメの記事をご紹介
OTOKAKEには数々のアーティストをご紹介する記事があります。
「2019年に流行るアーティスト」を予想した記事には、ロザリーナの名前が入っているので要チェック!
今大注目のアーティストはいったい誰なのでしょうか?
【2019年に流行るアーティスト】おすすめ人気ランキングTOP10!未来の音楽シーンを担う逸材を紹介 - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
2019年、平成最後の節目にはどのようなアーティストが流行るのでしょう?今回はジャンルレスに未来の音楽シーンを担う逸材となるアーティスト10組をランキング形式で紹介します。
無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!
今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね