歌詞に込められた全体のメッセージとは
まずは「LOST IN PARADISE feat. AKLO」の歌詞のメッセージ性について考えていきましょう。
詳しい和訳や意味については後述で触れていきます。
この楽曲における主人公の目的は「絶望から人々に希望の光を与えること」だと考えられます。
「LOST IN PARADISE feat. AKLO」の主人公は”愛”を求めて突き進んでいるようです。
自らの手で”地獄”を楽園”に変え、最終的には主人公の求めていた”愛”にたどり着く様子が描かれています。
歌詞の主人公は”愛”を生きがいとしています。
そのため、結果として”地獄”を”楽園”に変えることで人々に希望の光を与えているのです。
これは、呪術廻戦の主人公である虎杖悠仁にも共通するところがあります。
虎杖も結果として、人々に希望の光を与える行動をしているように見えるためです。
虎杖の場合は”正しい死”を求めています。
この歌詞の場合にはそこが”愛”という表現に変えられているのでしょう。
主人公は”地獄”を楽園”に変えることで人々を救おうとしているのです。
目的を果たすために自分へ言い聞かせる
自分の意思で決断し、行動していく
gotta get it homie gotta move it
if you gonna do it then 他二の次
everybody just talk nobody really do it
なんならやるまでしとけよ秘密に
誰かと確認なんて不要
自分のジャッジだけでbrake the walls
ド派手なfakeやろうより
cool にlow にprove them wrong
出典: LOST IN PARADISE feat. AKLO/作詞:LEO,LUTHFI,ALEX,AKLO 作曲:ALI,AKLO
上記が原文の歌詞です。
次に歌詞の和訳を以下に記載していきます。
そんなことは他の人にまかせて 急げ
やらなきゃならないことあるなら 他二の次
みんな口先だけで本当のことは言わない
なんならやるまでしとけよ秘密に
誰かと確認なんて不要
自分のジャッジだけで 壁を壊せ
ド派手なウソつき野郎より
落ち着いて、やつらの間違いを証明する
出典: LOST IN PARADISE feat. AKLO/作詞:LEO,LUTHFI,ALEX,AKLO 作曲:ALI,AKLO
この歌詞の部分から読み取れることは自分の意思で決断することを自分に言い聞かせているということです。
主人公の周りの人間は口先ばかりだといいたいのでしょう。
しかし、自分は口先だけでなくしっかりと行動するということをいいたいのでしょう。
自分のことを周りに確認するのではなく自分で判断しようという姿が映し出されているように思われます。
自分だけでたくましく生きていこうという主人公の姿勢が表れています。
敵より落ち着いて間違いを証明していく
この部分の歌詞で出てくる”やつら”とは、呪術廻戦でいうなら”呪い”のことでしょう。
つまり、敵を意味する言葉です。
この部分では「敵の間違いを証明していく」という強い意思が感じ取れます。
落ち着いて、冷静に対処していく様子は呪術廻戦の虎杖の成長した姿と似ている部分を感じますね。
愛を生きがいとした人生
I won't give up the fight in my life
cause my life is living for love
And I won't give up the fight in my life
stand off and groove on time
出典: LOST IN PARADISE feat. AKLO/作詞:LEO,LUTHFI,ALEX,AKLO 作曲:ALI,AKLO
次のパートはこのようになっています。
この英文の歌詞は日本語で一体どのように訳すことができるのでしょうか。
俺は死ぬまで闘い続ける
俺は愛を生きがいとしているから
だから俺は死ぬまで闘い続けるんだ
一人でも楽しむぜ
出典: LOST IN PARADISE feat. AKLO/作詞:LEO,LUTHFI,ALEX,AKLO 作曲:ALI,AKLO
この歌詞の主人公は”愛”を感じ取ることを生きがいとしていることが、ここで明らかになりました。
愛を感じるために「死ぬまで闘う」ことへの強い意思表示がされています。
歌詞の表現的には「死を覚悟している？」とも感じ取れますね。
実はここも呪術廻戦と合わせているのかと思える部分となっています。
呪術廻戦の主人公、虎杖が最終的に死ぬのではないか？という考察はあまりにも有名です。
もし本当にそうした結末が待っているのだとしたら、ここはそれを示唆する表現にも感じられます。
