井上ジョー【CLOSER】歌詞の意味を解釈！一握りの勇気とは？“追い続けてきた夢”について紐解く！

アメリカ出身の歌手、井上ジョーさん。

作詞、作曲、編曲も務め、YouTuberとしても活動しています。

楽曲提供も行っている人物です。

そんな井上さんが2008年に2枚目のシングルとしてリリースしたのが「CLOSER」。

この曲は、テレビ東京で放送されたアニメ「NARUTO -ナルト- 疾風伝」のオープニングテーマです。

とても勇気の出る、そして謙虚な気持ちを思い出すような曲になっています。

それとともに、身の回りにいる人に向けた感謝の気持ちが歌詞に表れています。

タイトルの「CLOSER」とは「より近い」という意味。

いったいどのような意味でつけられたタイトルなのでしょうか。

それではこの「CLOSER」の歌詞について解説していきましょう。

歌詞の1行目から、タイトルの「近い様子」が感じられるのではないでしょうか。

自分の近くにあるもの。

それは「もの」も「人」も含まれるでしょう。

自分の近くにあるものはおそらく、何気なく近くにあるものなのではないでしょうか。

だからこそ、無くなったときに初めてその存在やありがたみに気がつくものなのかもしれません。

そのようなものは自分が想像している以上に身の回りに溢れているのです。

先ほど、身近なものや人のお話をしました。

しかし、それは今自分に起こっていることにも当てはめることができるのです。

おそらくほとんどの人が「最近幸せだったこと」をすぐに答えることができないかもしれません。

なぜなら、幸せだと思うことがたくさん起こっているから。

これはとても素敵なことです。

もう1つの理由として、全く幸せだと思うことがなかったから。

そのため何が幸せなのか答えることができないのです。

しかし、今何気なくしていることが幸せなことかもしれません。

自分にとっては何とも思っていなくても、他の人から見たら幸せだと思うことはたくさんあります。

自分が今していることが幸せなことだと気がついていないのでしょう。

それはとても恵まれていることなのです。

それでは、幸せとは何なのでしょうか。

その答えは「今生きていること」なのかもしれません。

このように生まれ、今まで生きることができ、今も元気に生きていること。

とても当たり前のように感じてしまうことですが、それは素晴らしいことなのです。

歌詞の4行目にある通り、まさに「奇跡」と呼ぶべきことなのでしょう。

生きていると、もっと幸せなことを求めてしまいがちかもしれません。

しかし生きていることを感謝するという本質的な部分を見失ってはいけないのです。

歌詞の5行目からは、またこの曲の最初と同じ歌詞が登場します。

改めて考えてみると、自分が見失っていることがたくさんあることに気がつくのではないでしょうか。