E-girlsの初ライブDVD「E.G.EVOLUTION」に注目
見どころは?
とにかく見どころは、19人で行った最後のパフォーマンスです。
6年間E-girlsとしてやってきた彼女たちはこのライブを最後に新体制となり、11人での活動がスタート。
まさにこれから生まれ変わろうとする“出発点”となるライブになったのです。
今までのライブと違うところは、メインステージだけでなく「花道」を作ったこと。
より深く観客の皆様のところに行けるようにとの想いからだそうです。
メインステージだけだとどうしても顔を見るのが遠くなってしまいがち。
歌を歌うだけのアーティストだったらモニターを見て歌を聴いていればいいのかもしれません。
しかしE-girlsは歌だけではなくそれぞれのパフォーマンスも近くで見たいものです。
19人でのライブが最後ということもあり、より一層観客との一体感を味わえるステージの形になっています。
ライブでしか実現できないパフォーマンス
花道で19人が並び踊り歌う姿は、今までにない近さを感じられるのではないでしょうか。
また、歌番組ではできない並びでのパフォーマンスも実現します。
これは、ファンにとって自分の前に誰が来るのかと楽しみになるものですね。
歌番組だと19人もいると1人1人が映る時間も限られてしまいます。
ライブではお目当てのメンバーをひたすら見続けることができる贅沢な時間なのです。
花道を行ったり来たりすることでお目当てのメンバーの顔を何度も近くで見られるのは嬉しいでしょう。
ライブでしか語らない想いとは
コンサート序盤は19人それぞれがどんな思いでE-girlsとして関わってきたのかを語っています。
シングルやアルバムの発売されたそれぞれの時を思い出しながら語る内容に感動を覚えるのではないでしょうか。
彼女たちにしかわからないその時の気持ちが伝わり、ファンにはたまらない内容となっています。
例えば、ライブ中にメンバーが「デビューした頃は無我夢中でやってきた」と語る場面。
そして「今の景色を見ることはその当時の自分達は想像もできなかった」とも話します。
目指すところは一緒でも辿り着けるかわからない不安と戦いながら彼女達は駆け抜けてきたのですね。
でも、デビューしたからには目指すところはみんな同じなはず。
19人で乗り越えられたからこそ今があることを感謝する姿は、どこか清々しく晴れやかです。
まさにE-girlsの殻を破り新しいE-girlsへ進化しようとし始めている出発点となっています。
ライブで歌って踊っている彼女達は今まで通りの笑顔で激しいパフォーマンス。
でも、それぞれの思いはそれぞれの心の中に刻み込まれ新しい道への糧となっていくでしょう。
これまでの歴史を巡る前半17曲
17曲までは、今までのE-girlsの歴史を辿るべく、メインステージや花道で歌い続けます。
17曲目は19人体制での最後の曲の「Follow Me」です。
観客と一体になって最後を盛り上げるため「もっと!もっと!」と煽るのもライブならではですね。
大きなモニターには今まで19人で歌ってきた映像が流れ会場も別れを惜しむように盛り上がります。
カメラが観客の方に向くと、精一杯楽しんでいる人やボロボロに泣いている人も。
観客もそれぞれの想いを抱き最後の曲を楽しんでいるようです。
18曲目からはユニットソング
UNIVERSE / ShuuKaRen
E-girlsの姉妹メンバーとしても人気のある藤井姉妹ユニット・シュウカレン。
2016年に本楽曲でデビューした彼女たちの圧巻のパフォーマンスが目を引きます。
実の姉妹だけあって息の合ったダンスを披露。
2人で1つのアーティスト「ShuuKaRen」であることを証明して見せました。
モノクロ / Flower
E-girlsとは全く違ったバラード路線の曲。
ヒップホップなE-girlsのメンバーが歌って踊っているイメージがないぐらいです。
大人で激しく艶っぽく踊るパフォーマー。
同じ色で揃えた衣装ですが、それぞれ形が違って踊っている時に綺麗になびくようにできています。