切ない別れに涙!

大人になりたい

全てはマボロシ オトナになれないよ
ピンボケな魂は 凍えて震えてる
潤った瞳 覗けば万華鏡が
(twinkle little stars)
キラキラ 輝くけど

出典: DA・KE・DO/作詞:Shohey 作曲:Shohey

あー、どうしてあんなこと言っちゃったんだろう…。

主人公は、自分のしょうもなさに気付き、途方にくれているようです。

こんなことになってしまったのは、自分のせい。

早く大人になりたい。

そう考えるのは、大人になれば悲しいこともすぐに忘れられると思うから。

目の前の景色が涙に滲み、まるで万華鏡を覗いているかのようにまばゆく輝き出します。

見ているのは万華鏡の光か?夢の世界か?

今まで見ていたのはマボロシ?

主人公の前には曖昧な世界が広がっているようです。

考えれば考えるほどに切なくなり、目の前の景色がウルウルとぼやけてきます。

こんなに遊んだのか…

強がりのハイウェイ 走り過ぎてく
動けなくなってさ エンプティランプ
痛みするほど 戯れた証ね
La La 悪戯なワンダーランド

出典: DA・KE・DO/作詞:Shohey 作曲:Shohey

悲しい気分のとき、ひとりでドライブしていると余計に切なくなってきてしまうことがあります。

そして我を忘れて走り続けてしまうのです。

高速で車のエンプティランプが付いて動けなくなったということは、これは何かの比喩でしょう。

ガソリンがなくなるまで走り続けたワンダーランド。

それはまさに、「彼女との恋愛模様」を表しているのでしょう。

給油するのも忘れて遊び続けた恋愛

体がボロボロになるまで、他のことは一切忘れて思い切り遊んだようです。

そんな風に何もかも忘れて没頭できる恋愛をしてみたくなりますね。

さて、主人公はまだワンダーランドの住人なのでしょうか?

思い出ごと抱きしめたい

DA・KE・DO
Baby 君
DA・KE・WO
この手に想い出ごと 抱きたいムード
DA・KA・LA
Baby君
DA・KE・WO
ワタシに 求める衝動が
It's so real.

出典: DA・KE・DO/作詞:Shohey 作曲:Shohey

ここでのキーワードは「想い出」。

主人公は、楽しいワンダーランドからはもう出てきてしまっているようです。

君がいなくなって、思い出すのは良い思い出ばかり。

全ての思い出をひっくるめて、その夢のような世界をまるごと抱きしめたい。

そんな風に気分が高まってしまったのでしょう。

もう主人公の彼を止めることはできません。

彼はひとりで思い出に浸っているはずですが、それが怖いくらいに現実味を帯びてきます。

ついには、まるで彼女が目の前にいるような錯覚に陥る。

だけど彼女は目の前にはいない。

そんな現実を、主人公はまだ受け入れる準備ができていません。

悲劇のヒーローに

世界で一番悲しい自分

Ah 世界中のロンリネス この部屋 集めて涙
今も眩しすぎる メロディライン
La La 閉じ込めた ワンダーランド

出典: DA・KE・DO/作詞:Shohey 作曲:Shohey

主人公は落ちるところまで落ちました。

彼は悲しみを背負った悲劇のヒーロー。

世界中で一番悲しいのは僕に違いないと、きっとそう思っているのでしょう。

夢の中では楽しい音楽が流れ、ワクワクするできごとに溢れているのに。

せめて思い出だけは楽しいままにしておこう。

そういう風に思っているのかもしれません。

彼は夢から目覚め、悲しい現実に直面したのです。

しかし彼が現実を受け入れるのには、まだ時間がかかるようです。

どうして行ってしまったの?

DA・KE・DO
Baby 君
DA・KE・WO
確かに
(baby tell me why)
覚えた鼓動 呆れたモード (tu lu tu lu...)
DA・KA・LA Baby君
DA・KE・WO 確かに (日々 give me )
求める衝動が (ah da ke do baby 君)

出典: DA・KE・DO/作詞:Shohey 作曲:Shohey