グループ魂【モテる努力をしないとモテないゾーン】歌詞の意味を解釈！なぜモテたい？モテるための努力とは

俺が有名になったことで連絡してくる女。

「俺のことが好きというよりも単に俺の地位や人脈が目当てなのではないか」と思っちゃいます。

もしくは、「有名人と付き合ってる自分に酔いたいだけなのではないか」とも勘ぐってしまう。

でも俺だってそんなこと分かっています。

俺はとにかく努力せずにモテたいのです。

だから俺自身ではなく俺の地位に惚れたとしても構わない。

とにかく相手からグイグイ来てほしいのでしょう。

痩せた写真をSNSにアップして、男性からいいねが来た様子。

これも、私は「男は私の身体目当てなのだ」と分かっているのでしょう。

または、「綺麗になった私を連れ歩くのが男としてのステータス」とか。

それでも、努力せずモテたい私には関係のないこと。

身体目当てであっても、自分を求めてくれていることに私は喜びを感じているのです。

なぜ努力をしないでモテたいのでしょうか。

先ほどの俺は努力をしたからこそ有名になることができたのでしょう。

私が痩せたのだって、ダイエットを頑張ったからであるはずです。

つまり彼らは、努力自体が嫌いな人たちではないのだと考えられます。

おそらく彼らにとって「モテるための努力」は、プライドが許さないのだと考察しました。

昭和はナンパやナンパ待ちも今より多く、話しかける勇気さえあれば恋愛がしやすい時代。

今思えば昭和は「モテる努力をしないでモテた」時代だったと、気付いたようです。

俺は「有名になった」ことで、私は「痩せた」ことで、少しモテていたことが分かりました。

そしてそれは令和のモテ方。

SNSや動画配信で、一般人でも簡単に有名になることができる時代です。

努力の果ての美貌も、簡単に発信することができます。

しかし努力をしないと、痩せて綺麗になることも有名になることもできません。

つまり努力の有無で、一般人同士でも差が生まれやすい時代でもあるのです。

少し飛んで、同じメロディの後半のフレーズ。

努力をせずにモテていたのは、昭和という時代背景に限らなかった。

モテた要因は、年齢にもあったということです。

令和という時代、そして若くない年齢。

こんなにもモテにくい現在、もう努力をしないことにはモテないと気付きました。

ミネタは、今回ゲストボーカルとして参加している峯田和伸さんのことです。

銀杏BOYZの昔の曲は、恋愛的にちょっと負け組っぽい男の子の歌詞が多い印象でした。

それが、今では峯田さんは人気アーティスト。

さらに人気女優と共演するような俳優業までこなし、憧れを抱く人も多いのでしょう。

ミネタのようになるため東京に来た男と、ミネタに会うため東京に勤める女。

今では間違いなくミネタは「努力してモテた」側の人間なのです。