映画のストーリーと平行する部分です。
ポール・ウォーカー演じるブライアンとドミニクは正反対の道を生きる人物でした。
しかし、同じ心の震えを感じたのでしょう。
共通する熱い想いが、二人を友にしたのです。
友情は理屈ではなく、感じるものだと伝えています。
強い友情
And that bond will never be broken
The love will never get lost
And when brotherhood come first
Then the line will never be crossed
その友情は決して壊れない
この愛は消えない
友情を最優先にすれば
決して衝突しない
出典: See You Again/作詞:Andrew Cedar,Justin Franks,Charlie Puth,Cameron Thomaz 作曲:Andrew Cedar,Justin Franks,Charlie Puth,Cameron Thomaz
映画の中では元々犯罪者と警察官という立場でした。
しかし彼らは、立場よりも友情を優先させています。
全く違う立場であっても、友情を大切にすれば何も失うものはないのでしょう。
歌われている二人の関係を的確に例えれば、同じ道を走りぬける仲間であり同士です。
cross the line
衝突する
出典: See You Again/作詞:Andrew Cedar,Justin Franks,Charlie Puth,Cameron Thomaz 作曲:Andrew Cedar,Justin Franks,Charlie Puth,Cameron Thomaz
こちらは人生における衝突の意味があると同時に、レースのゴールを表現する時にも使用される単語です。
友情の絆とカー・レースのゴール、両方の意味を持ち合わせているのかもしれません。
違う道を行こう
死んでしまった友からのメッセージが綴られています。
彼の言葉が残された者へ生きる希望を与えてくれるのです。
忘れないで欲しい
Established it on our own
When that line had to be drawn
And that line is what we reached
So remember me when I’m gone
各々の道を行こう
もしお前の道が切れてしまうなら
俺がその道を引いてやる
だから俺の存在を忘れないで欲しい
出典: See You Again/作詞:Andrew Cedar,Justin Franks,Charlie Puth,Cameron Thomaz 作曲:Andrew Cedar,Justin Franks,Charlie Puth,Cameron Thomaz
どんなに仲が良くてもいつかは違う道を行くものです。
堅い友情に結ばれた者同士なら、道が違っても友情が消えることはありません。
もし進むべき道に迷う時が来たら助けるから大丈夫だ、と励ましています。
だから俺が側にいることを忘れるな、と伝えているのでしょう。
同時に、自分が消えてしまっても忘れないで欲しいという気持ちが含まれているようにも感じます。
友の幸せを願う気持ち
So let the light guide your way, yeah
Hold every memory as you go
And every road you take
Will always lead you home, home
光がお前の道を照らすように
全ての想い出を胸に
全ての道は故郷へ向かっている
出典: See You Again/作詞:Andrew Cedar,Justin Franks,Charlie Puth,Cameron Thomaz 作曲:Andrew Cedar,Justin Franks,Charlie Puth,Cameron Thomaz
俺がいつまでも見守っているから、前に進めという友からのメッセージです。
大切な人を失った者は、なかなか前に進むことが出来ないものです。
しかし、お互いに大切に思っていればこそ残された者には笑っていて欲しいのではないでしょうか。
この曲は、ポール・ウォーカーがいかに皆に愛されていたかが伝わってくる曲となりました。
再会したら想いの総てを話す
もう二度と会うことが出来ないけれど、それでももしまた再会出来たらなら…。
一緒にいてどれだけ楽しかったか、どれだけ幸せだったか伝えるのではないでしょうか。
そしてまた一緒に車を走らせよう、と誘うのかもしれません。
もう会うことが出来ないからこそ、伝えたい想いが溢れてくるのです。
突然の事故によりこの世を去ったポール・ウォーカー、そして彼の役柄に対しての気持ちが交差する曲です。
「See You Again」は友情の追悼歌
