若さだけじゃない!演奏も秀逸!
次に楽器隊がキャッチーなメロディを奏でます。
ギターの芯のあるリフ、ベースの唸るようなライン、ドラムのハリのあるリズムは最高です。
タイプが違うギターの音色も楽しむことができます。
音を全身に注がれるような、流れるように弾くスタイルはカッコいいですね。
レーベルのロゴを前にして…
そして、全員が“small indies table”のバッグドロップの前に集合します。
このシーンは一瞬スローで流れます。
まるで時がこの時間を惜しむように映し出しているかのようです。
全員の集合した姿は鳥肌もの。
一枚の絵画のような完成度です。
光を背に真っ直ぐと立つ姿は、まるで音楽の次世代を担っていくようにも見えます。
ちなみに、“small indies table”は彼らが所属している音楽レーベルです。
他にはガールズバンドの”yonige”や彼らのツアーオープニングアクトをつとめる”街人”など注目度上々のバンドばかりが所属しています。
粒揃いの実力派レーベルということが分かると思います。
絶妙な掛け合いが心地よい
Aメロは、両ボーカルの掛け合いで始まります。
アップテンポでありながら、より曲に引き込むように優しく演奏をします。
このAメロでは、たくさんの音が詰め込まれている訳ではありません。
だからこそ、一音一音がしっかりと耳に染み込んできます。
そして、歌詞が深く刻まれます。
最高値を越える盛り上がり
すべてが詰まったサビパート!
いよいよサビパートです!
歌に入る前にカメラの回るスピードが高速になります。
わたしたちの鼓動もどんどん高速になってくるようです。
まるでライヴさながらににボーカルの二人が高々とジャンプする様子は迫力満点。
そして全員がキャッチーなメロディに呼応して身体を揺らしています。
MVを見ているこちらも身体が動くような生き生きとした演奏。
最後はロングブレスでメッセージを歌い上げます。
楽器の音もその歌声を追いかけるように響いていきます。
本当に耳に心地よく、クセになる音楽です。
若さ溢れる演奏シーン!
どちらもまだまだこれからが期待されるバンドです。
演奏力やパフォーマンス力は、大御所のバンドと比較してしまうと劣ってしまうところがあるでしょう。
しかし彼らには今というこの瞬間にしか出せないフレッシュさがあります。
逆を返すと、どんな大御所バンドもそんな若さパワー溢れるフレッシュな時代を過ごしてきたのです。
若さ溢れる瑞々しくキラキラと輝きに満ちた瞬間を形に残したのがこのMVといえるでしょう。