今、FOMAREがアツイ!

FOMAREというバンドをご存知でしょうか?

群馬県発のスリーピースロックバンド

活動歴はそこまで長くないので作品はまだ少ないのですが、急激に伸びてきているインディーズバンドです!

さわやかなルックスに、直球に思えてさりげない仕掛けの光る楽曲。深い物語が隠された歌詞

密度の濃いライブスケジュールからも、彼らの勢いを伺い知ることができます。

今後さらにブレイクするのは間違いないでしょう!

王道ロックナンバー「stay with me」を紹介!

stay with me 店舗限定盤
FOMARE
(unknown)
販売価格 ¥1,890(2018年6月6日23時21分時点の価格)
売上げランキング: 12696

今回は2017年6月にリリースされた、FOMAREにとって初の全国流通シングルより、表題曲である「stay with me」を紹介します!

楽曲の内容は、切なくもさわやかに駆け抜ける王道ロックナンバー。

耳なじみのいいメロディに、3人の息の合った演奏。

しかし王道に見えて一捻り加えられているのがFOMAREらしさなんでしょう!

ベースとボーカルだけで始まる歌い出しは、シンプルながらにインパクトがあります。

これは少し珍しい、ベースボーカルならではのアレンジではないでしょうか。

また、急に音圧とテンポを抑えてトーンダウンする曲の締めくくりにも意表をつかれます。

うーん!仕掛けてますねえ!

古いビデオテープを思わせる色褪せた演出が施されたPVも、曲に含まれるイメージによく合っています。

そして熱のこもった演奏がカッコイイ!

バンドPVは、やはり演奏シーンが収められていると嬉しいですね!

彼への積もる想いとは?「stay with me」の歌詞に迫る!

男性が歌う女性の気持ち

「stay with me」の歌詞には、一人の女性の切ない想いが込められているように感じます。

男性が女性の気持ちを歌う曲は多くありますが、なぜか沁みるものがありますよね。

男性が女性の気持ちを理解するのは難しい面もあります。

だからこそ、一生懸命想像して描く。

それゆえに沁みるのかもしれませんね。

ここから、「stay with me」の歌詞を見ていきましょう!

冬の夜私がまた あなたを汚していた
傷ついてまた泣き止んで繰り返す夜が嫌いだ

出典: stay with me/作詞:アマダシンスケ 作曲:アマダシンスケ

ベースとボーカルのみで演奏される歌い出しの部分。

この歌詞から読み取れることは、主人公と想いを寄せる彼が関係を持ったということ。

そしてなぜか傷ついてしまう出来事があったということです。

主人公は一体なぜ傷ついたのでしょうか?

曲が進むにつれて、真相が明かされていきます。

その場限りの関係

恋もなければ愛もない しょうもないけど愛しくて
恋しいのにまた馬鹿をしてる
見つけた未来は一瞬で 朝になったら消えていて
どうして私のあなたは 何処にいるの

出典: stay with me/作詞:アマダシンスケ 作曲:アマダシンスケ

曲の構成が少し変わっていて、このBメロは一度しか出てきません。

この部分から伝わってくることは、主人公と彼の関係性です。

二人は恋人関係ではなく、馬鹿なこともいい合える仲の良い友達なのでしょう。

そしてやっと彼と交わることができたと思ったら、次の日にはなかったことにされていた。

その場限りの関係があったのでしょう。

ここで冒頭で主人公が傷ついていた理由が明らかになりました。

冒頭の歌詞の内容から、この出来事が一度ではないことも伝わります。

主人公の気持ちを思うと、胸が締め付けられます。

傷つけられても想いは積もっていく