ダメだ… 負けた夜のもやもやは何だ?
強くなりたい 今日の僕に勝つため
出典: スタートダッシュ/作詞:幹葉・高橋久美子 作曲:寺西裕二
走り続ける中で挫折も経験したようです。
モヤモヤとした不完全燃焼な気持ち。
そこには「悔しさ」や「負けん気」といった感情が読み取れます。
最後にはなんと、力強いモチベーションに変えてみせました。
負けてしまった弱い自分自身にさえ勝って見せる。
そんな歌詞からは、強い向上心やストイックさが垣間見えますね!
羽なんてなくてもいい
世界中の空が見たくて
涙の粒を ぎゅっとぎゅっと 拭った
背中に羽はなくっても
未来の僕がきっと待っているから 進め
ここから夢見た場所まで
上昇気流でスタートダッシュ決めるよ
出典: スタートダッシュ/作詞:幹葉・高橋久美子 作曲:寺西裕二
涙で滲んだ視界では空を見ることはできません。
挫折から流した涙を拭い、再び立ち上がります。
華麗に羽ばたく翼なんて持ち合わせていないけど、自らの足で駆け抜けてみせる。
成功した未来を見据えているのがカッコいいですね。
涙をぬぐったクリアな視界には、輝かしい未来が映っているのでしょう。
そして、目的の場所まで再度スタートダッシュを決めてみせることを決意しました。
挫折するほどにみなぎっていく力
みなぎるエネルギー
悲しみと喜びは背中合わせ
勝者の裏には必ず敗者もいるんだろう
あぁそれでも 僕の腕はまだ熱を掴みたいと
無様にもがくんだ
出典: スタートダッシュ/作詞:幹葉・高橋久美子 作曲:寺西裕二
1番では挫折に打ちひしがれていました。
しかし自身の「負け」について客観的な思考を巡らせています。
そもそも「勝ち」があるからこそ「負け」も存在する。
自分が追い求めているのは勝者側から見る世界。
どんなに無残に打ち破られても、湧き上がる衝動は止められないようですね。
胸の内からみなぎるエネルギーが「何度でもチャレンジしよう」と駆り立てています。
目標を見据える
いのち 奇跡のようにどくどく巡るよ
明日のために今日を生きてるわけじゃない
出典: スタートダッシュ/作詞:幹葉・高橋久美子 作曲:寺西裕二
熱を帯びた体中に、血液が巡る様を表現しているのでしょうか。
鼓動の高鳴りを感じられます。
さらに、後半のフレーズにはどんな意味が込められているのか気になりますね。
遥か先の未来を見ている。
今湧き上がる純粋な衝動に従って動いている。
だから、明日を無難に生きる必要なんてないんだ。
そんなメッセージが込められていると筆者は解釈しました。
とても現実的な上昇志向ですね。
他の誰でもない僕
僕だけの空が欲しくて
星降る夜に ぎゅっとぎゅっと 誓った
背中に羽はなくっても
未来の僕がきっと待っているから 進め
出典: スタートダッシュ/作詞:幹葉・高橋久美子 作曲:寺西裕二
自分が成功をおさめたときに見ることのできる景色。
他の誰でもなく自分の手で達成し、自分の目で見ることができるからこそ、価値があるのでしょう。
未来の自分が見ている景色に向かって、ひたすら今の自分は突き進むだけ。
自分の歩んでいる道を信じて確信をもっているのがうかがえますね。
そこには余計な雑念は消え、まっさらな視界が広がっています。