アルバム【untitled】に収録

嵐の【光】は16枚目のアルバムである【untitled】に収録されています。
しかし、2020年2月7日にサブスク配信が解禁したことで、誰でも聴くことができるようになりました。
【光】の曲調は明るくアップテンポで、歌詞には前向きなメッセージが込められています。
アルバムに収録された全13曲の中でも、特に嵐らしい楽曲です。
そんな【光】の歌詞の中で綴られる「Lights」とはなんなのでしょう。
内容を紐解いていきます。
日常の中に潜む『光』がテーマ
生活にある光
曲名にもある『光』がこの曲のテーマです。
一言で光といっても様々な意味が隠されています。
それは自然の光であったり、人の心の中に宿る光などです。
テーマをたった一文字にまとめることで、聴き手に想像を委ねているのでしょう。
この曲を通して、私たちが普段どんな光に囲まれて生活しているのかを感じることができます。
裏テーマは『闇』?
人間の内側の光を描くということは、同時に闇を描くということです。
歌詞の中には主人公の暗い感情も綴られています。
そういった闇から振り切るための目指す場所を光として表現しているのです。
記事の後半では歌詞の中にある光と闇の関係性についても考察していきます。
それでは歌詞の解説を進めていきましょう。
歌詞の意味を解説
目指す場所
恐れずに顔上げて 闇の先 目を凝らせば
微かなあの灯火が 僕らを導いてる
出典: 光/作詞:Kobayashi Komei・櫻井翔 作曲:久保田真悟
二宮和也さんのパートから曲は始まります。
暗闇の中では恐怖心からつい目をつぶり、下を向いてしまうものです。
しかし、勇気をふりしぼって上を向けば、そこには必ず光があるということを歌詞では伝えています。
光と闇は表裏一体です。
光があるから闇ができるということをわかっていれば、進むべき道が自ずとわかるようになります。
Alright ありふれてる 日々の中で見つけた
輝きは きっとIt's okey 嘘じゃない Yeah
出典: 光/作詞:Kobayashi Komei・櫻井翔 作曲:久保田真悟
「alright」は「all right」をカジュアルにした表現で、日本語では「大丈夫」という意味です。
この部分では、私たちの生活の中に散らばる幸せを大切にしようと歌っています。
木々の隙間に落ちる木漏れ日や、水に反射する陽の光などに心が揺れ動く瞬間を感じたことはありませんか?
そういった感覚を大切にし、美しいと思ったものには素直に感動しようという意味合いが込められています。
明るい未来へ
煌めくLights 光が暗闇をそっと照らし出す
Lights 消えない傷みさえもかき消すように
ささやかでも 幸せは目の前にあるよ
出典: 光/作詞:Kobayashi Komei・櫻井翔 作曲:久保田真悟