彼らの経験が色濃く想像できる歌詞に、とても共感できて聴いていて心地よいです。
人の心理はとても臆病でコントロールが難しく困ることが多いでしょう。
しかしその臆病な心を抑えることで、これまでと違う景色が広がります。
失敗を恐れないことの大切さを、この曲はリスナーに訴えているのではないでしょうか。
1歩踏み出すのは非常に勇気がいることです。
ただ1歩踏み出してしまえば、これまでの気持ちが嘘のように前向きになります。
ここからはスクランブルガム「夜明けの1ページ」の中盤です。
引き続きお楽しみください。
理想と現実のギャップ
無理せず生きても 流れる現代
ワンタッチでまさに理想な加工
なりたい職業 絵の具で描いた
少年時代は今や過去
出典: Baby/作詞:Rena Komatsu 作曲:Kyler Niko
なぜ幼い頃は無謀ともいえるような夢を堂々と語ることができるのでしょう。
振り返ると顔を覆いたくなるようなことでも、目をキラキラさせて自信を持っています。
この純粋な気持ちは成長すると共に次第に薄れていき、できない理由を探す癖がつくのです。
行動もせずに勝手にキャパを狭め、結果を出すことを苦手とします。
これで良いのかと自問自答しながらも、幼い頃の気持ちを取り戻せません。
1日にできることを探し続けると、何気ない日常が輝かしいものに変わるでしょう。
恥じる心
神さまお願い 合わせた両手 夢掴むのはこの手さ
実はずっと知ってたんだ… さーせん!
「夢を語るのは、恥ずかしい事なのか」
冷めた眼差しを 大人とは言わない
出典: Baby/作詞:Rena Komatsu 作曲:Kyler Niko
人の感情で恥というものは、成長の大きな障害となります。
どうすればこの感情を抑えることができるのでしょうか。
このパートの歌詞にヒントがある気がします。
夢を語る恥ずかしさを感じるのも、夢をつかみ取るのも、全て自らの考え方次第です。
笑われても良い、必ず夢を叶えると信じ続ければ自ずと道は開けます。
そんな考えをさらっと曲で歌われますが、非常に大切なことだと感じるのです。
飾ることのむなしさ
ど ど ど どうして 何とかなると思い込んだのか
実際心配 なくなどない
表面上だけ 見栄で飾って
盛ることばかりに 慣れていた
予感がしてる 夜明けの1ページ
出典: 夜明けの1ページ/作詞:神谷友歌 作曲:sakutaro
人は徐々に着飾ることを覚えていきます。
身につけるファッションやアクセサリーも含まれますが、口から出てくる言葉も飾ってしまうのです。
これは他人に良くみられたいという願望の表れで、自己満足以外の何者でもありません。
この虚栄心が生み出すものは、むなしさのみでプラスの要素はないのです。
飾ることばかりを考えるのではなく、素直な気持ちをもっとワガママに表して良いと感じます。
これまでの気持ちとサヨナラ
とても軽快なメロディで気持ちの良い曲ですが、歌詞に含まれる意味はかなり深く感じます。
むしゃくしゃした時にカラオケで思いっきり歌いたい曲です。
そんな気持ちにさせるスクランブルガム「夜明けの1ページ」も終盤にさしかかります。
どうぞ最後までお楽しみください。
やってやる!
Ah ready? Be ready dydydy
Ah ready? 鼓動鳴らして
流行りの曲を口ずさんでは
他人(ひと)と違う想い掻き消した
知らない景色を捨てて枠の中で生きるのか
ヤダ!まだ壊すチャンスあるだろう!
出典: Baby/作詞:Rena Komatsu 作曲:Kyler Niko
この曲の主人公は、ありきたりな日常と決別する決意をしました。
他人と違うことは、決しておかしなことではないのです。
これまでの歴史上の偉人達は、皆成功するまでの過程で変人扱いされています。
なぜなら一般的な常識に収まらなかったためです。
しかしそんな偉人達の結果はどうでしょう。
非常識であったことを常識に変えた人物ばかりです。
やりきること、信じ抜くこと、これらは非常に大切なことではないでしょうか。
そんな気持ちを持ち続けたいと感じてなりません。