FULLMETAL TRIGGER

THE RAMPAGE【FULLMETAL TRIGGER】歌詞の意味を解説!胸に抱いた熱き想いとはの画像

ダンス&ボーカルグループのTHE RAMPAGE。

かっこいいダンスと、色気のある歌声で大人気です。

そんな彼らが2020年1月に発売したニューシングル「FULLMETAL TRIGGER」。

このタイトルは造語。

「フルメタル」という言葉もスラングの言葉であり「鋼」という意味があります。

「トリガー」は引き金のこと。

つまり鋼でできた引き金を表しているのです。

なんとなく銃、ピストルのような印象を受けます。

このような銃を使った表現が、この曲では何度も出てきます。

それでは、この「FULLMETAL TRIGGER」の歌詞について見ていきましょう。

止まらない想い

狙いを定める

Can't stop us now
Yes, The time is now
閃めく The path to the Future
狙い定めた視線-Focus
Hold up! 逃さず決める One shot
いま Lights, Camera, Action

出典: FULLMETAL TRIGGER/作詞:ZERO(YVES&ADAMS) 作曲:Amon Hayashi・Dirty Orange

歌詞の最初では、今の自分の状態が現れています。

1行目と2行目から、今の自分たちを止めることはできないこと、そして時がきたことを表しています。

今この瞬間に勝負が始まっているような印象を受けるのではないでしょうか。

過去から未来へ、どこに向かっていくのか狙いを定めています。

ここも銃のような表現です。

どの方向に向かえば良いのかを定めるという意味ですが、銃のような表現で比喩しています。

狙いを定め、その方向に一発銃を撃ちます。

すると、ライトが光り、カメラがまわりはじめる。

まるで「よーいアクション」と言っているような印象です。

今から舞台が始まるような、何かがスタートするような雰囲気がこれらの歌詞からは伝わってきます。

自らの意思で進む

すべてが Automation 窮屈な Smokey town
蹴散らし己の意思で選んでいく
時空(とき)を越える Trigger effect
刻みつけて来た過去を Milestone に Past glory
何度も繰り返す Break the record
限界超え生まれ変わる

出典: FULLMETAL TRIGGER/作詞:ZERO(YVES&ADAMS) 作曲:Amon Hayashi・Dirty Orange

歌詞の1行目では、自動的、さらに煙でくすんだ街という表現がされています。

あまりポジティブなイメージではありません。

そんな場所を自ら進んで行くのです。

自動的というイメージからも、やることをすべて決められているということが表現されています。

自らやりたいことではなく、周りの人から言われたことをしている状態。

さらにもやもやとした、よく見えないところに自ら道を作っていくのです。

強い気持ちが感じられます。

そして歌詞の3行目。

「Trigger」という言葉があります。

銃の引き金を引いたことがわかります。

この表現から「よし進むぞ」というように、進むイメージをさらに具現化しているのです。

歌詞の4行目にある「Milestone」とはマイル標のことであり、道標を表しています。

これまでの過去の栄光を道標として前に進んでいきます。

そして今までの記録をさらに超えて、自ら成長していくのです。

とにかく進め

自分の出番

Can't stop us now
暴れ出す 熱気研ぎ澄まし Sure shot
1秒先未来へ Let's giddy up(Let's giddy up)
Yes, The time is now
My turn 待ちわびたこの瞬間
変幻自在に舞い Let's live it up(Let’s live it up)

出典: FULLMETAL TRIGGER/作詞:ZERO(YVES&ADAMS) 作曲:Amon Hayashi・Dirty Orange

この曲の一番最初の歌詞がもう一度登場しました。

私たちは止められないほど前に進み、成長し続けています。

そして歌詞の2行目。

「暴れ出す」という言葉と「Sure shot」という言葉が登場しています。

「Sure shot」とは確実な射撃という意味。

確実な一発の弾を決めるためには、暴れるという言葉は似合いません。

暴れ出しているのは自分の気持ち。

気持ちが熱く暴れている中でも、冷静になり確実な道を定めるのです。

歌詞の3行目の「giddy up」とは「進め」という意味。

この言葉は馬を走らせる時や、馬にスピードアップさせる時に使う言葉なのです。

あえて同じ意味である「Let’s go」を使わない理由。

それは自らを鼓舞していることを表現しているからではないでしょうか。

馬のスピードを上げるために叩くように、自らを叩いて前に進んでいるのです。

また意味を知らなくても「up」という言葉から、とにかく進んでいるようなイメージを得ることができます。

そして、ついに待っていた自分の出番がきます。

歌詞の6行目では自由に踊っているようです。

自分らしさを表現し、堂々と踊っている様子が伝わってきます。

「live it up」とは「人生をぜいたくに楽しむ」という意味。

自分らしく、人生を楽しもうと言っているのです。

目標に向かい進むことが、人生に彩りを与えるといっても過言ではありません。

そんな成長する自分を楽しもうとこの曲では伝えてくれているのです。

止まらない進化

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輝き出す
Revolver for the bullet to the new world
進化の音を鳴らして
Hey hey
火花が咲く
Revolver for the bullet to the new world
聳えるすべてを貫いて

出典: FULLMETAL TRIGGER/作詞:ZERO(YVES&ADAMS) 作曲:Amon Hayashi・Dirty Orange