ClariSの神秘的な魅力
透き通る声で魅了する
ニコニコ動画でその知名度を上げ、顔出しすることなく活動し続けている2人組ユニットClariS。
素顔が分からないことからベールに包まれたような神秘性があり、多くのファンを虜にしています。
まさにイマドキの活動方法で人気を博しているアーティストですね。
彼女たちの人気の秘密はその歌声にもあります。
初めて聴いた時、その「透き通る声」が「あどけなさ」を連想させることでしょう。
2人の美しい歌声が重なり合い絶妙なハーモニーが奏でられるのです。
これらの要素が「いったいどんな人が歌っているのだろう?」と探求心を掻き立てます。
「ヒトリゴト」のMVでは2人が出演
影を使った演出

2017年4月26日に発売したシングル「ヒトリゴト」のMVではなんと、本人が映像に出演しました。
影を使ったパフォーマンスは彼女たちのキャラクターにぴったり。
その動きの一つ一つが女性らしさで満ち溢れていて、美しいシルエットがクセになってしまいます。
おそらく左がクララで、右がカレン。
クララの方が高身長で巻き髪にしています。
そして、カレンはちょっと小柄でストレートヘアをなびかせていますね。
2人で手を絡ませたりしている姿がまた絵本の中の世界みたいで素敵。
ダンスでは指先までしなやかに動かしています。
「エロマンガ先生」主題歌
伏見つかさの作品
ClariSといえば、数々の人気アニメの主題歌を担当していることでも有名です。
軽やかで透き通る歌声は、アニメのオープニングを飾るのに相応しいといえます。
今回ご紹介する「ヒトリゴト」はアニメ「エロマンガ先生」の主題歌。
大ヒットアニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」で有名な小説家、伏見つかさの作品です。
ではここで作品の概要も覗いてみましょう。
高校生でライトノベル作家でもある主人公は、部屋に引きこもる妹が自分の著書のイラストレーターであることを知る。部屋に籠る妹を外に連れ出そうとするホームドラマの側面と、作家・イラストレーターとしての夢を軸にした、兄妹ラブコメ作品である。特徴として、実在するライトノベル作品が作中に登場することが挙げられる。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/エロマンガ先生
単なるラブコメではなく「文学」や「創作」といった要素の強い作品であることがうかがえますね。
「ヒトリゴト」では淡い恋心が綴られています。
「エロ漫画先生」を見ることで、より深く楽曲の世界感も知ることができるかもしれません。
販売部数も多く、とても反響があった作品なので、ぜひ気になったらチェックしてみてくださいね。
それでは今回のメインである歌詞の解説に移っていきましょう。
恋に落ちてしまった
恋心を秘めている
ヒトリゴトだよ 恥ずかしいこと
聞かないでよね
キミノコトだよ でもその先は
言わないけどね
出典: ヒトリゴト/作詞:ケリー 作曲:野村陽一郎
誰かに対して呟いた独り言。
ここではその詳細が明かされませんが、「恥ずかしい」という表現からちょっと想像がつきますね。
照れくさくて伝えることのできない純粋な愛情…。
でも、思わず言葉にしてしまうほどに、愛情で胸がいっぱいになっているのではないでしょうか。
「あどけなさ」が感じられる声にぴったりの内容ですね。