アーティスト4人が集まった「そらまふうらさか」メインの活動はゲーム?
そらるとまふまふによるユニット、After the rain。
そしてうらたぬきとあほの坂田の所属する浦島坂田船。
両名共にニコニコ動画で絶大な人気を誇る音楽ユニットですが、そんな4人がタッグを組んだユニットがそらまふうらさか。
アーティスト4人からなるユニットですが、活動内容は音楽がメインではありません。
その主な活動内容はゲーム実況動画をアップロードすること。
元々4人は揃って大のゲーム好き。
ユニットを組もうと思って集まったというよりは、ゲームで遊んでいるうちに自然と出来たユニットのようです。
4人が集まれば音楽に繋がる!新曲は荒野行動コラボ
ただ音楽がメインの活動ではないと言っても、音楽に精通した4人が集まれば音楽に派生していくのも自然な話。
彼らの大好きなゲームの要素を盛り込んだ楽曲もいくつか発表しているんです。
今回紹介するのは2018年11月16日にニコニコ動画で公開された彼らの新曲「エフピーエス 」。
この曲は人気ゲーム「荒野行動」とのコラボで制作されました。
荒野行動は最近流行りのバトルロワイヤル型の対人シューティングゲームですね。
協力プレイなども出来るので、そらまふうらさかの4人で遊ぶにはまさにもってこいのゲーム。
まふまふのYoutubeチャンネルで実況動画も多数上がっています。
今回この荒野行動がリリース一周年を迎えるということで、コラボするに至ったとのこと。
コメントから伝わる楽曲のワクワク感
4人でFPSをやった思い出を曲にしました!
うらさかが一生懸命台本を書いてくれました!他3人はうまいけど、自分はへたくそすぎるので曲の中でもへたくそでした。口笛うまいなあ。
そしてゲーム『荒野行動』とのコラボということで、ラスサビを何かに使ってくれるそうです!!わわわわわ!!!
出典: https://twitter.com/uni_mafumafu
語り口から、4人がアーティスト同士というよりも本当に仲の良い友達のような関係だということが伝わりますね。
FPSは一人称のシューティングゲームの総称。荒野行動もその一つに含まれます。
うらたぬきとあほの坂田が台本を担当したという話もありますが、お察しの通りこの曲には歌以外のセリフの部分も登場するんです。
そのセリフ部分は実際のゲーム実況さながらに、ハチャメチャで楽しい雰囲気が垣間見えますよ。
歌だけだと感じ取れない4人のキャラクターも感じられて、ファンとしてはこういった楽曲も嬉しいんですよね。
荒野行動の何かで使われる?
そして詳細は定かではありませんが、この曲が荒野行動関連の何かに使われるという話も。
実際にゲームを楽しんでいる4人の声を収めたものをプロモーションに使った方が、よりその魅力も伝わるというものですね。
楽曲のイメージから「面白そう!」と思ってゲームを始める人なんかもたくさん出てくるのではないでしょうか。
ゲームを彷彿とさせるサウンド
電子音が彩るイントロはどこか懐かしい、ファミコンゲームを彷彿とさせます。
後を追うように入ってくる硬質でロックなビート、スクラッチ音は逆をついてモダンなイメージ。
これもデジタルの要素がゲームを思い浮かばせますが、それも最初の電子音のくだりがあってこそ。
最初に印象付けられたものが、後に続くサウンドの聴こえ方を決定付けていると思うと興味深いですね。
鬼気迫る雰囲気で戦場へと踏み込み4人(ゲームだけど)
緊迫した戦況…しかしまふまふは
AメロはRPGのボス戦のようなイメージのシンセフレーズが彩り、4つ打ちのビートがその緊迫感を煽ります。
後半からロックなディストーションギターが入ってくる展開も押し迫る状況を表すかのようです。
MVのストーリー的には、真剣な面持ちで戦場へと踏み込む3人に対してまふまふだけ遅れを取っている印象。
「このドア開かない」「待って銃がリロードしない」
「いつもこのゲームやってるんじゃないの?(笑)」と言いたくなるセリフのオンパレードです。
まふまふと言えば歌うときの声質も少年的で、どこかあどけないイメージがあります。
4人の中でも世話の焼ける弟のようなポジションなのかもしれませんね!