主人公は、誰かのルールの上でしか生きられないことに気が付いたのでしょう。

引き続き、周囲の考え方をよく思っていないと考察できます。

しかし、今の生活を大きく変えられなかった自分の弱さも感じている様子です。

この部分の歌詞は他人だけでなく、主人公も入れて滑稽だと歌っていると感じました。

誰のための正義か

周囲の目

「これもまた平和のため」
醜く踊るエゴイズム
百の目が舐め回す
今日という日は今
誰のため?

出典: アンチシステム's/作詞:jon-YAKITORY 作曲:jon-YAKITORY

主人公の周りは、抑圧された考えに賛同する人ばかりの様子です。

皆が幸せに暮らすには別の方法があると、主人公は考えているのでしょう。

しかし周りの監視が厳しく、主人公は行動できません。

自分のために生きる時間を無駄にしていると主人公は感じていると読み取れます。

無駄にできない時間

HACKからはもう 逃げられない
真っ白な明日の夢を見る
たった一秒も渡せない
最悪を今 塗り潰す

出典: アンチシステム's/作詞:jon-YAKITORY 作曲:jon-YAKITORY

2行目は、主人公の望む社会を想像していると解釈できます。

主人公は、時間を無駄にする気はありません。

すぐにでも行動して、新しいルールを築きたいと考えている様子です。

主人公は既存のシステムを壊すことは、避けられない事態なのでしょう。

実力行使

降参

jon-YAKITORY【アンチシステム's】歌詞を考察!真っ暗な夜とは?でっち上げられた今日に迫るの画像

だって今も救われない
真っ青な顔のHELPを見る
「白旗だ」とか 笑える
零と壱で書き換える

出典: アンチシステム's/作詞:jon-YAKITORY 作曲:jon-YAKITORY

主人公は心では望まないまま、暴力的に解決しようとしたと考察します。

1行目は、主人公の心が報われないという意味だと解釈可能です。

助けを求めているのは、抑圧してきた側でしょう。

本当であれば、主人公はすっきりとした気分になるはずです。

しかし、心の奥では上手く行かないのではないかという恐れや不安があるのでしょう。

理解されない

どうやってもさ
理解の裏
「誰かを救いたい」なんて
まだ信じてもらえないや

出典: アンチシステム's/作詞:jon-YAKITORY 作曲:jon-YAKITORY

主人公の逆襲は、自分のためにしたことではない様子です。

他人を守るために、無理やり革命を起こそうとしたのかもしれません。

他人は友達や家族、恋人など近しい人だと考察できます。

その人は、今のルールに疲れ切って弱っているのでしょう。

主人公は自分だけのために動いていないことを周囲にアピールしたい様子です。

しかし、理解されません。

主人公は、孤独を感じています。

抑えつけられる