歌詞【4】

Time can never mend
The careless whispers of a good friend
To the heart and mind
Ignorance is kind
There's no comfort in the truth
Pain is all you find

出典: Careless Whisper/作詞:George Michael, Andrew Ridgeley 作曲:George Michael, Andrew Ridgeley

独自和訳【4】

過去は変えられない

友達がうっかりしゃべったんだ

知らなければよかったのに

真実はつらいだけ

君が見つけたのは苦しみだ

友達の一言

タイトルの「ケアレス・ウィスパー」を直訳すると「不注意なささやき」になります。

それは男性の友達がうっかりしゃべった一言。具体的な説明はないので想像になりますが……。

「ジョージなら今、誰かさんと部屋にいるよ」などと友達が彼女に言ったのではないでしょうか。

彼女は驚き、ジョージ扮する男性の部屋へ急行!浮気現場と鉢合わせした……のかもしれません。

その友達の不注意なささやきがなければ、浮気がバレることはなかった……という話です。

バレなきゃいいわけではありませんが、浮気を知ったところで傷つくのは彼女になります。

彼女にバレないよう浮気を続けたかったというよりは、真実を知って彼女が傷つくことを心配

まあ、初めから浮気をしなければいいわけですが、せめてもの良心はある……という感じですね。

彼女を愛していた?

歌詞【5】

Tonight the music seems so loud
I wish that we could lose this crowd
Maybe it's better this way
We'd hurt each other with the thing we want to say

出典: Careless Whisper/作詞:George Michael, Andrew Ridgeley 作曲:George Michael, Andrew Ridgeley

独自和訳【5】

今夜は音楽がうるさく聴こえる

この人混みにまぎれていたい

たぶんそのほうがいいだろう

言いたいことを言い合えば

お互いに傷つくだけ

さらに傷つかないために…

浮気はダメ絶対!といっても、世の中にはびこっている事実はあるかもしれません。

また「ケアレス・ウィスパー」では浮気を後悔しているところがせめてもの救いになるでしょう。

逆に開き直るパターンとか、浮気じゃなくて本気になるとか、浮気を繰り返す方もおられます。

MVではクラブは出てきませんでしたが、歌詞の舞台はあくまでダンスフロア……のようです。

浮気に気づいた彼女も現場にいますが、男性とは一緒に踊れないし、近くにいないのでしょう。

ケンカして仲直りという展開もアリですが、傷つけ合うだけなら距離をおくべきかもしれません。

歌詞【6】

We could have been so good together
We could have lived this dance forever
But now who's gonna dance with me
Please stay

出典: Careless Whisper/作詞:George Michael, Andrew Ridgeley 作曲:George Michael, Andrew Ridgeley

独自和訳【6】

あんなに一緒にいたのに

2人で永遠に踊れたのに

だけどもう踊る相手はいない

お願い 行かないで

もう遅い!

彼女を本当に愛していたなら、お願いだから浮気しないで!という話です。

ただ、彼女を愛していなかったから浮気した……というパターンでもないのでしょう。

浮気には原因がある!という考え方もできます。ケンカしたとか、マンネリ化していたとか。

しかし、「ケアレス・ウィスパー」の歌物語では、これといった浮気の原因はなさそうです。

単純に出来心!大人っぽい女性と出会い、フラッとよろめいてしまった感じです。

浮気をしても、彼女のことを愛していたのでしょう。

でも今さら「行かないで」と言われても、もう遅い!の一言に尽きます。