独自和訳【1】
ダンスフロア?
歌詞にはダンスフロア、踊る、踊れないという表現が繰り返し出てきます。
ただ、MVにはクラブなどで踊る場面はありません。つまり男女の恋愛を暗示しているのでしょう。
具体的な表現を避けていると考えられますので、解釈する際もソフトな表現で参ります。
恋人である彼女と踊ろうとしたものの音楽が止まり、瞳には別れの色がにじんでいたという状況。
これまでラブラブだった恋人同士の2人に、何かが起きたわけですね。
友達をだました?
歌詞【2】
I'm never gonna dance again
Guilty feet have got no rhythm
Though it's easy to pretend
I know you're not a fool
出典: Careless Whisper/作詞:George Michael, Andrew Ridgeley 作曲:George Michael, Andrew Ridgeley
独自和訳【2】
もう踊れない
罪深い足ではリズムを刻めない
知らぬふりをするのは簡単さ
でも君は馬鹿じゃない
浮気がバレた
男性にしてみると、彼女以外の女性との浮気はほんの出来心だったのかもしれません。
別の女性のことを本気で好きになったわけではなさそうです。軽い気持ちで浮気したのでしょう。
バレなければ大丈夫!と。しかしつき合っている彼女は浮気に気がつき、別れようとしています。
そのことを男性が悟ったという展開ですね。ここにきてようやく罪の意識が芽生えたのでしょう。
そんなわけで本命の彼女とはもう踊れない……ということです。
歌詞【3】
I should have known better than to cheat a friend
And waste the chance that I'd been given
So I'm never gonna dance again
The way I danced with you
出典: Careless Whisper/作詞:George Michael, Andrew Ridgeley 作曲:George Michael, Andrew Ridgeley
独自和訳【3】
友達をだますんじゃなかった
チャンスはあったのに
だからもう踊れない
君と踊った頃のようには
後悔している
直訳すると「友達をだます」ということになりますが、浮気の暗喩的な表現でしょう。
友達のはずの女性と恋愛関係になったことについて、「だます」という言葉を使っている感じです。
浮気を思いとどまるチャンスは何回もあったのに、結局そうなってしまったという後悔。
浮気したせいで、本来の彼女とは踊れなくなったことを悔やんでいます。