Last thing I remember, I was
Running for the door
I had to find the passage back to the place I was before
‘Relax’ said the night man,
出典: Hotel California/作詞:Donald Hugh Henly,Glenn Lewis Frey 作曲:Don Felder
最後に覚えていることは…
僕は外の世界に戻るため、通路を見つけてドアの方に走って行くと
ドアマンが話かけてきた、"落ち着いて"
‘We are programmed to receive.
You can check out any time you like,
But you can never leave!‘
出典: Hotel California/作詞:Donald Hug Henly,Glenn Lewis Frey 作曲:Don Felder
"我々はあなたのためのプログラムを持っている
あなたはいつでも自分の人生を終わらせることができるけれど
ここから出ることはできない!"
どうして逃げようとしてるのでしょう?
最後のシーンは門番に引き留められているところです。
自ら人生を終わらせる以外はここから出ることは出来ないといっています。
益々怖くなってきました。
ある仮説との辻褄が合ってくるのです。
次の章で主題の考察をしていきたいと思います。
ぬけがらの集う楽園
いよいよ本題に入りたいと思います。
このホテルの中では一体何が起こっていたのでしょうか?
実は何も起こっていなかったという結末にしてみました。
ここにあるのはぬけがらだけ。
何もなくて、誰もいない。
空っぽの天国。
「いつまでも滞在できる」「1969年からの魂はない」とか。
「ここから出ることはできない」など。
断定的な要素が多過ぎるからです。
死者の国では永遠にダンスを踊ることができます。
ホテルの入り口で鐘の音が聞こえ「天国」に行くか「地獄」に行くかの裁きを受けるのですから。
このあたりもとても西洋的な発想です。
幻覚症状の中聞こえる音や声だと仮定しても、よく練られたストーリーだと思います。
遠くからざわめきのように聞こえる声も数え切れない魂かもしれません。
そして一番気になるシーンは秘密の部屋で何をしていたかです。
当時の度を超えた快楽主義を皮肉ったものだとは思いますが。
死者をもう一度殺すというのは意味のないことなので殺せなかったのだと思います。
そして決定的な台詞はやはり「終わりにする」ではないでしょうか。
死ぬという意味もあるようですから、扉を開けて戻ることはできません。
現世に戻ることができないように…。
どうしても深読みしてしまうような歌詞だと思います。
映画のシックス・センスの結末のようなイメージです。
深刻な時代背景
ではなぜこのような歌詞が書かれたのでしょうか。
それはベトナム戦争の傷跡ではないか、と思うのです。
1975年に20年もの長きに渡るベトナム戦争が終結しました。
数え切れない命が消えてゆき、地獄の戦場の記憶から心を病む帰還兵があふれかえるアメリカだったようです。
帰還兵だったタクシードライバーの狂気を描いた映画もありました。
アメリカのやりきれない深い闇が描かれていたように思います。
カウンターカルチャーとしてのロックバンドが複雑な立ち位置だったことも想像できますね。
苦悩の中で生まれた名曲だったかもしれません。
EAGLESのメンバー間の不仲はよく知られていますが、それぞれがこだわりも強かったのでしょう。
1970年代王道ロック
Led Zeppelin
冒頭でも紹介しました1970年代のトップランナー。
1968年にデビューしたLed Zeppelinはイギリスのハードロックバンドです。
構成、テクニック、ボーカルの声、ビジュアル。
とにかく全てを兼ね備えているバンドです!
当時のイギリスはこのようなバンドがしのぎを削っていました。
またQueenやPink Floydのような進化形のバンドなど筆舌し難いほどグレイトです。
溜息ばかり出てしまいますので何度でも曲をお聞きください。
Deep Purple
そしてなんといっても、ハードロックの王道といえばDeep Purpleではないでしょうか。
こちらも1968年デビューのイギリスのバンドです。
男子に絶大な人気があり、コピーバンドも多かったのでは?
この曲以外にもお薦め曲は「Highway Star」などあります。
流れるような鮮やかなギターテクニックは永遠です。
色褪せない青春、夢をもう一度!ですね。
日本のロック
【THE YELLOW MONKEY】人気歌詞ランキングTOP10!『SPARK』等の意味解釈も♪ - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
活動休止、解散に至っても「イエモンの後継者はいない」という根強いファンも多いバンド、THE YELLOW MONKEY。2016年に念願の再結成を果たしたTHE YELLOW MONKEYの楽曲を、歌詞にスポットを当ててランキングしてみました♪